02月01日 09時41分
名古屋市営地下鉄名城線の男性車掌が、走行中の車内でスマートフォンで動画を見るなどの行為を繰り返していたことが分かり、名古屋市は、1月31日、車掌を停職6か月の懲戒処分にしました。
処分を受けたのは名古屋市営地下鉄名城線の41歳の男性車掌です。
名古屋市によりますと、去年12月はじめ、車掌が走行中の車掌室の中で、リュックサックに手を入れるなど不審な行動をしているところを乗客が見つけ、別の駅員に届け出ました。
市の交通局が事情を聞いたところ、車掌は当初、私用のスマートフォンの電源を切っただけだと話していましたが、その後、スマートフォンで動画を見たり、インターネットの検索をしたりしていたのを認めたということです。さらに、約5年間にわたって走行中の車内で同じ行為を繰り返していたことを明らかにしたということで、名古屋市は1月31日付けで車掌を停職6か月の懲戒処分にしました。
名古屋市交通局人事課の加納高志課長は「市民の信頼を損ねたことをおわびします。安全最優先の基本方針のもとで服務規程を順守するよう指導に務めていきたい」と話しました。
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