大学生の就職活動が本格的に始まるのを前に、企業の人事担当者を招いて面接などを体験するセミナーが名古屋市の大学で開かれました。
セミナーは愛知大学が学生の就職活動を支援するために、毎年、開いています。
名古屋市中村区にある愛知大学の名古屋キャンパスには商社や金融、製造業など３１の企業の人事担当者と就職活動を控えた大学３年生、約４５０人が集まりました。
セミナーは事前に企業研究をしてきた学生たちが４、５人のグループに分かれて、内容を人事担当者に発表する形式で行われました。
また、模擬面接も行われ、学生たちが志望動機や自分の長所をＰＲすると、人事担当者は「話をもっと簡潔にまとめた方が良い」などとアドバイスしていました。
参加した学生は「面接はとても緊張しました。直接、企業の人事担当者からアドバイスをもらう機会はとても貴重なので、実際の就職活動にも生かしたい」と話していました。