東海 NEWS WEB

ニュース詳細
貿易黒字 2年連続の増加

01月31日 09時52分

貿易黒字 2年連続の増加

3003267921_20170131100716.mp4

輸出から輸入を差し引いた、去年1年間の名古屋税関管内の貿易収支は、LNG=液化天然ガスや原油の値下がりを受けて輸入額が減少したため、2年連続で黒字額が増加しました。
名古屋税関によりますと、愛知、岐阜、三重に静岡、長野をあわせた管内の昨年の輸出額は16兆8787億円で、前年より8.2%減少しました。これは北米でセダンタイプの日本車の売り上げが伸び悩み、自動車の輸出が減少したことなどが要因です。
一方、輸入額は火力発電所の燃料に使うLNGや原油が値下がりしたことから前年を17.9%下回り8兆2722億円となりました。
この結果、輸出から輸入を差し引いた去年1年間の管内の貿易収支は8兆6065億円の黒字となり、2年連続で増加しました。
名古屋税関は「LNGや原油の価格が、今後、上昇する可能性があり、輸入額が増えることも考えられる。また、アメリカのトランプ大統領の保護主義的な貿易政策がどのような影響を与えるか注視する必要もある」と話しています。

東海のニュース

新着ニュース

このページの先頭へ