任期満了に伴う岐阜県知事選挙と、有罪判決を受けた前の市長が市民の信を問いたいとして辞職したことに伴って行われる岐阜県美濃加茂市の市長選挙は２９日投票日を迎え、午前７時から投票が始まりました。
岐阜県知事選挙に立候補しているのは、届け出順にいずれも無所属で、
▼４期目を目指す現職で、自民党岐阜県連と民進党岐阜県連、それに公明党が推薦する古田肇氏（６９歳）と、
▼新人で共産党が推薦する共産党県委員会常任委員の高木光弘氏（５７歳）の２人です。
選挙戦では、地域経済の活性化や人口減少対策、それに医療・福祉の充実などについて論戦が交わされてきました。
岐阜県知事選挙の投票率は、３回連続で過去最低を更新していて、投票率の行方も注目されます。
一方、岐阜県美濃加茂市の市長選挙には届け出順にいずれも無所属で
▼新人で市民団体代表の鈴木勲氏（７２歳）と
▼前の市長の藤井浩人氏（３２歳）の２人が立候補しています。
今回の選挙は、受託収賄などの罪で２審で有罪判決を受けた藤井前市長が市民の信を問いたいとして辞職したのに伴って行われ、藤井氏が、今後も裁判を続けながら市政を担うことの是非などについて論戦が交わされてきました。
投票は、２つの選挙とも午前７時から始まり、このうち美濃加茂市の加茂野交流センターでは訪れた有権者が投票用紙を受け取って１票を投じていました。
投票は、一部の投票所を除いて午後８時に締め切られます。