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外国人への災害情報提供考える

01月29日 19時12分

外国人への災害情報提供考える

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災害が起きた際に、避難所を利用する外国人にわかりやすく情報を伝える方法について学ぶセミナーが三重県桑名市で開かれました。
三重県では南海トラフの巨大地震で大きな被害が起きることが想定されていて、外国人にわかりやすく情報を伝えることが課題の1つになっています。
県が開いたセミナーには市民約30人が参加し、4つのグループに分かれて避難所の運営役を務めました。
そして、今後の天気や道路の通行止めが起きている場所などについて、文章だけでなく簡単な絵を添えて、壁やいすの背もたれなど見えやすいところに掲示していきました。
避難所には土足で入れないことを絵で説明している人もいましたが、インドネシア人の男性は「受付で説明を受けたので、その場で靴を脱いでしまった。脱ぐ場所が分かるとより助かります」と話していました。
運営役の43歳の女性は「けがをしたという想定で外国人の方が来たが、言葉が全く分からなかった。
体のどこが痛いかを絵で示してもらうなど言葉以外でコミュニケーションを補うことが大切だと実感した」と話していました。

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