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高山 そばの実の“寒ざらし”
01月28日 12時32分
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岐阜県高山市では、冬の寒さを利用してそばの実を雪の上でさらしてうまみを引き出す“寒ざらし”の作業が行われています。
高山市荘川町では、地域の人たちが実行委員会を作って地元産のそばを使った町おこしに取り組んでいます。
27日、実行委員会のメンバーの人たちが、今月20日の大寒の日から町内を流れる川の冷たい水の中に入れておいた約300キロのそばの実を川から引き上げ、雪の積もった地元のそば店の駐車場の脇に広げていきました。
そばの実は3月下旬ころまで雪の上や冷たい風にさらされた後、製粉され、6月になると“寒ざらしのそば”として味わえるいうことです。
実行委員会の委員長の三島正さんは「寒さに耐えてそばをさらすと甘みが増してきます。おいしいそばを作るための、この時期ならではの大事な仕事です」と話していました。
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