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30代の医師、危険ドラッグ所持容疑で書類送検
北九州市の療育センターに勤務する30代の男性医師が、指定薬物を含む危険ドラッグを所持していたとして、東京地検に書類送検されました。
書類送検されたのは、北九州市立総合療育センター・精神科に勤務する30代の男性医師です。センターによりますと、医師は去年12月、東京の新宿駅近くの路上で、指定薬物を含む危険ドラッグの「ラッシュ」を所持していた疑いです。
警視庁の調べに対し、「使うつもりで友人から入手した。学生時代にも使用したことがある」などと供述しているということです。
「自分が法に触れたことに対し、患者たちに大変迷惑をかけている。それがこれから及ぼす影響について、本人は畏怖の念で胸がいっぱい」(北九州市立総合療育センター 松尾圭介 所長)
医師が担当していたのは発達障害やうつ病の子どもたち450人で、そのうち半数以上が重度の患者です。
医師は先月30日付けで依願退職しましたが、センターでは主治医が急にいなくなった場合、患者が自殺や自傷行為をするおそれもあるとして、この医師を来月いっぱい、臨時で雇用することを決めています。(03日02:00)