01月27日 21時37分
27日朝、愛知県津島市の田んぼで、焼身自殺を図ったとみられる男性が見つかったほか、近くの住宅では男性の72歳の妻が血を流して死亡しているのが見つかり、警察は夫が妻を殺害したあと自殺しようとしたとみて調べています。
妻は認知症で、夫は介護の悩みを打ち明けていたということです。
27日午前6時前、津島市高台寺町の田んぼで「焼身自殺を図った人がいる」と近くの人から消防に通報がありました。
警察によりますと、男性は病院で手当てを受けていて、すぐ近くの住宅では、男性の妻の後藤保子さん(72)が頭から血を流して死亡しているのが見つかりました。
津島市南地域包括支援センターによりますと、保子さんは認知症で、夫が自宅で介護していたということです。
夫はこれまでセンターに相談していて、去年10月には暴言を浴びせられるなど悩みを訴えていたほか、1月4日には「介護が限界だ」と話していたということです。
また、センターの担当者が25日近くの病院で夫に会った際も介護に悩んでいた様子だったということです。
警察は夫が妻を殺害したあと自殺しようとしたとみて詳しいいきさつを調べています。
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