手作り・DIY
2016/11/11
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植物が逆さま?不思議な「スカイプランター」をDIYしてみよう
赤ちゃんやペットがいる家庭でも大丈夫!植物を逆さまに吊るす「スカイプランター」なら、お部屋へ気軽に緑を取り入れられます。見ているだけでも涼やかに、植物は重力によって下へ伸びてくれるので支えいらず。 今回は人気の100均ショップ「セリア」の植木鉢を使って、DIYする方法をご紹介します。
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逆さなのに落ちてこない「スカイプランター」って?
この「スカイプランター」は、ニュージーランドのデザイナーが考案したもの。
貯水ポットと土の層によって水がじっくり浸透し、重力によって添え木いらず。
植物が生き生きと育つんです。
天井から吊るされた植物はリラックス効果も抜群。
赤ちゃんやペットがいる家庭でも、お部屋の中に緑を取り入れられる優れものなのです。
100均グッズでDIY!
さっそく作り方をご紹介したいと思います!
必要な材料
<材料>
・プラスチックの植木鉢
・植木鉢の受け皿(口のサイズに丁度良いもの)
・園芸用 鉢底ネット
・生花用吸水スポンジ
・フェルト
・アルミワイヤー
・金具フック
・金具リング
・金具チェーン50cmほど
・ボルトとナット×4セット
※お好みの植木と土
上記以外に、下敷き(穴あけ時に)、電動ドリル、ニッパー、やすり、ハサミ、カッターなどの道具があればOKです。
1.植木鉢の底と受け皿に穴を開ける
穴あけは電動ドリルで、穴をあけたあとはニッパーでカット。
切り目にできた凹凸は金具やすりで、平らにしましょう。
底部分は四角に、受け皿はU字にカットすると植物の出し入れがスムーズです。
(今回は四角く穴を開けています。)
口にはめたら、電動ドリルで四角の4ケ所にボルトとナットを入れる穴をあけましょう。
穴あけは、マスキングテープなどで植木鉢と受け皿の蓋を貼り付けてから行うと簡単です。
2.ワイヤーで「吊るし部分」をつくる
ワイヤーを通す穴を、底の2ケ所にあけましょう。
余りを交差させていき、半円を描くようロープ状に編んでいきます。
反対側の穴まで辿り着いたら、片方のワイヤーを穴に通1つ結び。
余りをさらにロープ編みします。
適当な長さで余りのワイヤーをカットしたら、今度は半円のロープ編みした部分に巻きつければ完成です。
植木鉢とワイヤーがしっかり固定されることで、吊るした時の落下を防止します。
3.植木鉢の中に層をつくる
受け皿の下用には植物が顔を出せるよう穴をあけ、サイドに切り込みを入れておきましょう。
フェルトは受け皿の下用にカットし、中央に十字の切り込みを。
生花用の吸水スポンジは底のサイズに合わせてカットし、水を張ったボウルに浸しておきます。
十分に吸水したら、植木鉢の一番下にカットした鉢底ネットを敷き、その上に吸水スポンジ、植木の順にセット。
隙間は土で埋めてあげると植木が安定します。
4.蓋をしてボルトとナットで固定する
最初にあけた4ケ所の穴に、ボルトとナットを差し込みしっかり固定しましょう。
これで中身がこぼれてきたり落ちてくる心配はありません。
蓋は接着しないので、ボルトをはずせば植木を取り替えることもできます。
完成!
こちらはカーテンレールに、50cmの金具チェーンを通してリング→金具フック(穴付き)を取り付けています。
フックをプランターに編み込んだワイヤーに引っ掛ければ、しっかり固定されます。
プランターの重量が結構ありますので、チェーンは強度があるものをチョイスしてください。
ホームセンターに行くと、10cm単位で購入することができます。
お部屋に心地よい緑を
ハーブ類をチョイスすれば、お料理の時にも大活躍します。
気になるお手入れですが、①葉やお花には水の霧吹きをかける ②1週間に一度くらいのペースで底から水をたっぷりやる(外で行うか桶を使いましょう)の2通りがあります。
※植物が元気がなかったり枯れそうな場合は、下ろして様子を見た方が良いです。
逆さまに吊るす不思議な「スカイプランター」。
100均アイテムを利用して、DIYにぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
お部屋に心地よい緑を取り入れれば、一層リラックスできるはずです。
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