2017/02/02
レバクーゼンニュース (2月2日付)
ジャマイカから来た『ワンダー・ボーイ』、レオン・ベイリー獲得バイヤー・レバクーゼンはベルギー・ジュピラーリーグのKRCヘンクからジャマイカU23代表FWのレオン・ベイリーを2022年6月までの5年半契約で獲得したことを発表しました。移籍金は推定1200万ユーロ、活躍時ボーナスで最大1500万ユーロまで上がると言われています。
今季、UEFAヨーロッパリーグに出場しているヘンクですが、ベイリーはEL予選で6試合3G3A、GLでも6試合4Gと大活躍し、チームの32強入りに貢献しました。その活躍を買われ、今回のレバクーゼン入りが実現しました。
サイドをゴリゴリ抉っていくスピードとドリブルは天下一品で、ボールコントロールに長けた同選手の加入により、左右のウィングの破壊力は更に上がるでしょう。また、彼の加入は他の選手への刺激になることでしょうし、チーム内競争の激化でまた成長する切っ掛けにもなるでしょう。一日も早く、彼の姿をピッチで見たいものです。
チチャリート、HSV欠場へ
金曜日にアウェイでハンブルガーSVと対戦するチームですが、前節のボルシア・メンヒェングラッドバッハとのダービーにおいてチチャリートは左鼠径部を傷め、チーム帯同しないことが決まりました。また、背筋痛が再発したヘンリクスの出場も危ぶまれていることから、シュミット監督はチーム編成に頭を悩ませることになりそうです。
チャラヌル、四ヶ月の出場停止処分に
昨年3月にFIFAがトルコ、スーパーリーグのトラブゾンシュポルの訴えを受けてトルコ代表MFのハカン・チャラヌルの調査を行っていましたが、正式に四ヶ月の出場停止処分が確定しました。
これは、彼が2011年、カールスルーエSCのユースチームに所属していた際、彼の父親と代理人がトラブゾンシュポルと仮契約を交わし、翌シーズンから加入することを約束していました(その際、10万ユーロを代理人を務めていた彼の父親に支払われ、契約破棄をした場合は罰金として100万ユーロをチームに支払うことになっていたようです)。しかし、その翌シーズンに彼はハンブルガーSVへと移籍(そのシーズンはカールスルーエSCにローンという形で残留)し、2013/14シーズンにはハンブルガーSVへ復帰したことからトラブゾンシュポルでプレイすることは叶わなかったばかりか、チャラヌル側からの罰金も支払われていないことからFIFAに提訴した模様です。
問題となっているのは彼がKSCにいた際に未成年であった為に彼は契約に関与していないこと(当時ハカンは17歳の為、責任は代理人である彼の父親にある)及びトラブゾンシュポルとの契約はあくまで個人合意であり、カールスルーエSCとトラブゾンシュポルとの間での合意はなかったことでした。
レバクーゼン側としては自身が関与しない事例での罰則から抗議をしたものの訴えは退けられ、四ヶ月の出場停止を受け入れざるを得ない状況になってしまいました。結果、ハンブルグでアウェイ戦では昨季のチーム得点王に続き、現時点でのチーム得点王の二人を欠いて臨まざるを得ません。厳しい状況ではありますが、ハカンの為にも勝点3を持ち帰って欲しいです。
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