【ソウル共同】マティス米国防長官は2日、就任後初の外国訪問として韓国を訪れ、朴槿恵大統領の権限を代行する黄教安首相と会談した。大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験をちらつかせる北朝鮮について協議、韓国防衛への米国の決意は揺るがないと確認し、北朝鮮をけん制した。米軍のミサイル迎撃システム配備計画の加速も確認、3日午前には韓民求国防相と会談し、北朝鮮の脅威への対処能力向上を急ぐ。
マティス氏は会談で、トランプ米大統領が米韓同盟を重視していると強調し「韓国が北朝鮮の挑発に直面している状況で、米韓関係をより強化させていく」と述べた。