2017年02月02日 08時00分 UPDATE
特集/連載

当面の対策は「不正なOfficeファイルを開かない」Google スプレッドシートを悪用してマルウェア制御、サイバー攻撃の手口が進化 (1/2)

犯罪集団Carbanakがサイバー攻撃の手口を進化させており、マルウェアの制御インフラとしてGoogleのクラウドサービスを利用していた可能性がある。

[Michael Heller,TechTarget]
Forcepointの公式Webサイト《クリックで拡大》

 悪名高い犯罪集団Carbanakが、不正なOffice文書に仕込んだマルウェアを制御するためのインフラとして、Googleのクラウドサービスを使っていた可能性が浮上した。

 Forcepoint Security Labsの上級セキュリティ研究者、ニコラス・グリフィン氏によると、「拡散されたマルウェアが仕込まれている『Officeファイル』」を検出する手口の一環で、「トロイの木馬化されたRTFファイル」を同社が発見した。

       1|2 次のページへ

この記事を読んだ人にお薦めのホワイトペーパー

この記事を読んだ人にお薦めの関連記事

Loading

注目テーマ

ITmedia マーケティング新着記事

news135.jpg

イスラエル発モバイルアプリDSPのTapticaが日本市場に参入
イスラエルのモバイル広告プラットフォームTapticaは、モバイルマーケティングのアドイノ...

news091.jpg

DAC、日経電子版のオーディエンスデータを活用した広告配信サービスを提供開始
デジタル・アドバタイジング・コンソーシアムとプラットフォーム・ワンは、プラットフォ...

news078.jpg

オウンドメディアのコンテンツ作成を効率化、文章作成支援ツール「iEmpathy」が発売
studio-Kは2017年2月2日、『6分間文章術』などの著書で知られる同社の中野巧代表取締役に...