コロポックルの月 西田 俊英 コロポックル・・・アイヌ語で蕗の下の神様を意味します。 幼い頃にコロポックルの本を読んだ記憶がありますが、あれから何十年も経て、開拓時代は4メートルにも育つものがあったともいう巨大なラワン蕗の群生と出会いました。 足寄の川沿いの大小様々な蕗を取材し、月夜に兎へと姿を変え、月を愛で、遊び、微睡む、幸せなコロポックル達の世界を想像し描いてみました。