DOCTOR STRANGE / スコット・デリクソン
マッツ・ミケルセンが走りまくるのですぞ!
えーとえーと、アタイぶっちゃけ無神経、つまりネタバレせずに感想を書く、などという高度な気遣いができぬゆえ、今まさに公開中という時期に、映画の感想を書いてはアカン奴!
・・・と一応自覚があるんですけど、今回はちょこっとアップしますねゴメンゴメンちょっとだけちょっとだけ。
どうせたいしたことが書けるわけでなし、実害はあましないはず・・・という気もするけど、念のため、ネタバレ感想がご迷惑なら、ここで引き返していただくのが円満かもです。
もし良かったら、鑑賞後、また遊びに来てくださいね!!
■続き
あらすじ
天才神経外科医師のストレンジさんが、事故によって手を負傷!!
「手術の出来ない体になってもうた!」と絶望のズンドコにいたのですが、「いや、わしのマヒ、気合で治ったけど?」という症例を発見!
紹介されたアングラルートを、藁をもつかむ心境でたどってみたら、なんか気がついた時にはもう、魔法使いに転職するハメになっててな・・・というお話。
厳しい修行のかいあって、気合い(魔術?)でどこでもドアが出せたり、幽体離脱できたりのステキ体験がワンダホー!
感想
ともかく、街がああなってこうなって、ドヒャーンってなって、ゴーーーンってなってドドドってなる!
わーすごい!次々たたみかけてくる。すごーーい!!
なのに誰もつまづきもせず、縦横無尽に移動しちゃって!
なんちゅうエキサイティングなアトラクション!!
と、序盤のエンシェント・ワンとカエシリウスの戦いのシーンから、鼻息がムッハー!ってなりました。
黄色いフードをかぶったティルダ・スウィントンは、顔が見えずともカッコイイ!!
宗教モノ、SWなどのSF系、あといろいろエトセトラに端を発し広く分布する、フードフェチの心をぐいっとわしづかみにする魂胆ですね!
そしてマッツ・ミケルセン。
走る走る。もーなんて美しいのだ!アップでよし、米粒サイズでよし、の存在感がさすがです。
もーこんなにきれいなヴィランなんだから、永遠の命のひとつやふたつ、ガタガタ抜かさずあげたらどうよ?とか思っちゃうよね。
ぶっちゃけ、お話自体は「ドクター・ストレンジ登場」ぐらいまでを描いた、導入部的なライトさかなって感じですけど、その分映像を楽しむのに没頭できてよかったです。
スコット・デリクソン監督って、アタイ的にはいまだに「ヘルレイザー/ゲート・オブ・インフェルノ」の人、みたいな印象が一番強かったりするんですけど、そろそろその認識を、塗り替えてもいいのかなあ。
あっそうだ、あと、ロマンス要素あり、との事前情報で、用心していたのですが、なんとそのロマンスのお相手が、赤いマントだったので一安心!!
なんせ、ストレンジになつくマントが、めっちゃ良い子で可愛いんですよ!
マントをまとえば、お空も飛べます!ああなんたる夢心地!
そういうことなら末永く幸せに添い遂げて欲しいよね、アタイも応援いたします。
ということで
正直言って、どんどんつながって続いていくよ、みたいなマーベル商法(?)には、いささか食傷しつつあったんですけど、この映画を楽しめたおかげで、ちょっとリフレッシュできました。
ありがとうベネさん!ありがとうマッツ!ありがとうティルダ様!ありがとうデリちゃん(デリクソン監督)!
ただし、カエシリウスの最後のシーン、いくらなんでももうちょっと華を持たせなさいよ!!と、根に持ってることだけは言い残しておきます。
「ドクター・ストレンジ 」データ
DOCTOR STRANGE (2016)アメリカ
監督
- スコット・デリクソン
キャスト
- ベネディクト・カンバーバッチ ドクター・ストレンジ
- キウェテル・イジョフォー モルド
- レイチェル・マクアダム スクリスティーン・パーマー
- ベネディクト・ウォン ウォン
- マイケル・スタールバーグ ニコデマス・ウエスト
- ベンジャミン・ブラット ジョナサン・パンクボーン
- スコット・アドキンス ストロング・ゼロッツ
- マッツ・ミケルセン カエシリウス
- ティルダ・スウィントン エンシェント・ワン