三重県四日市にある「セブン-イレブン十七軒町店」の店舗が「曳家(ひきや)」で移動している様子がすごいとTwitterで話題になっています。
曳家は、建物をそのまま移動させる技術・工法のこと。一般家屋はもちろんのこと、歴史的建造物など「解体せずにそのままの形で移動させたい」建造物に用いられます。有名なものでは靖国神社の鳥居、総理大臣公邸などが曳家されたことがあるそうです。
「リニューアルオープン」と大きく記された看板には「お店もサービスもリフレッシュして新装開店!」と書かれていますが、まさか場所まで移動してリフレッシュするとは驚きですね。
たまや(@tamaya8901)さんが投稿したツイートへは「コンビニを曳屋するとはすごい」という驚きの声とともに「福井のセブンでもこれ見た」「こないだ石川県の津幡町でもみました」といった声が集まっており、どうやらほかにも曳家を行ったコンビニがあるようです。
曳家は歴史のある技術で、ピラミッド建設の際にも使われていたとか。ちなみに「一般社団法人 日本曳家協会」という組織もあり、Webページがなかなか味のあるレトロな雰囲気を醸し出しているので、興味のある方はのぞいてみてはいかがでしょうか。
Copyright© 2017 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.