金融庁:3メガバンクを一斉検査、ガバナンス強化へ
金融庁は29日、三菱UFJフィナン シャル・グループなど3メガグループに一斉検査に入る。みずほフィナ ンシャルグループの暴力団融資問題を受けグループとしてのガバナンス や法令順守態勢などに重点を置く。同庁関係者によると検査は11月5日 から。みずほでは28日に提出した業務改善計画の妥当性も検証する。
同日各グループに検査を予告した。三菱UFJ、みずほ、三井住友 フィナンシャルグループの持ち株会社と主力行が対象で、一斉検査は同 庁が9月に公表した新方針に基づいて実施する。同一項目を同時に検証 することで、大手金融グループの経営の質を高める。
同庁の加藤博紀SIFIsモニタリング室長は「システム上重要な 金融機関である3メガにとって不可欠な、グループの経営管理体制や反 社会的勢力への対応を含む法令順守体制などを確認する」と述べた。み ずほについては「今回の第三者委員会による事実認定にとどまらず、さ らに十分な検証を行いたい」としている。
クレディ・スイス証券の山中威人アナリストはメガバンクの経営環 境について、「グループ傘下の企業が多く、それらに対する経営や法令 順守など責任範囲は確実に広くなっている」と指摘。今回の一斉検査で は持分法会社なども含めて「銀行の経営が責任を持って対応しているか などを検証するのではないか」とみている。
--取材協力:河元伸吾. Editor: 平野和
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