週刊少年マガジンは電子書籍で毎週買っているすやまたくじです。
今回はそんなマガジンに対して物申す!
本気でジャンプの1位の座を奪う意気込みが感じられない
これ!
ちなみに週刊少年ジャンプはすべての雑誌の中で発行部数第1位。
そして、第2位が週刊少年マガジンです。
2016年なにかと話題になった週刊文集春がマンガを除いた雑誌の第1位。
ですが、ジャンプどころかマガジンにも全く届かないレベル。
各雑誌の2016年平均発行部数は、
- 週刊文春・・・約68万部
- 週刊少年サンデー・・・約33万部
- 週刊少年マガジン・・・約100万部
- 週刊少年ジャンプ・・・約215万部
出版社業界の中でジャンプとマガジンは飛び抜けた存在。
が、この
ジャンプとマガジンの間にも圧倒的な差がある!
なのに、マガジンにはそこを埋めようという意気込みを感じられないのですよね~
むしろ、今のNo.2の地位で満足しているようにも思えます。
ここからはその理由について書いていきます。
打ち切りスタイルがジャンプみたいになってきた
ジャンプと言えば打ち切り、打ち切りと言えばジャンプ!
そんなことを言う人もいるぐらいジャンプの作品打ち切りペースは早い。
新連載が始まった!と思ったら、大半の作品はコミックス1冊~3冊あたり打ち切られていますからね。
毎号人気投票をやっていてそこで低迷すると容赦なく打ち切られるシステムになっています。
今はあまりないですが、黄金期には人気作品でも打ち切られていましたからね~
『シティーハンター』や『聖闘士星矢』など、アニメ化もされてコミックスは売れているのに、ジャンプでの人気が下がったと判断されて打ち切られた作品も。
そして、
マガジンもジャンプ並に打ち切りが早くなってきた
もちろん、マガジンもそういった傾向はありましたが、マガジンのアプリ『マガポケ』が登場した辺りからその傾向に激しくなってきたのですよね。
しかも、話の途中なのに急にマガポケに飛ばされるっ!?
ひどい時は特にお知らせもなく気付いたら移籍していることもありますし。
読者&作者をもっと大切にせんかい!
このスタイルだとじっくりとおもしろくする作品はできませんし、何よりジャンプと同じシステムではジャンプの二番煎じみたいな作品ばかりになる。
ジャンプの方が売れていてより才能がある作家集まりやすいんですから。
同じスタイルで戦ったら勝つのはより力がある方です。
電子書籍対策もジャンプ以下
紙の本で勝てないなら電子書籍で!・・・とすればいいのに、これすら対策はジャンプ以下です。
いくら出版業界全体が電子書籍に乗る気じゃないとはいえ、せっかくNo.1を奪い取るチャンスだったのに。
ちなみに出版業界が電子書籍より紙の本に力を入れている理由は以下の記事で詳しく書いています。
具体的にどういったところが劣っているかというと、電子書籍化したのがジャンプるより遅い・お得な定期購読がPCからは行えない・人気作『はじめの一歩』が収録されていないのに紙も電子も価格は同じなど。
はじめの一歩が収録できないのは作者の都合もあるとはいえ、それならせめて電子版の方は価格を下げるなどして欲しい(電子の方がコストも安いですし)
定期購読なら安く買えますが、なぜかジャンプと違ってPC(Windows)からは申込めないし。
買物はPCで行う僕みたいなタイプにはこれが意外とネック。
ちなみにもう一つの少年誌『週刊少年サンデー』はさらに電子版はひどい状態です。
なぜか紙だけ付録を付けたりする
そして、電子書籍を出し後もなぜか紙だけ優遇したりする!
おはようございます♪ 週刊少年マガジンは本日発売!『ドメスティックな彼女』袋とじに乞うご期待!! よろしくお願いします♪ #週刊少年マガジン #週マガ #不滅のあなたへ #ドメカノ #大川藍 https://t.co/Ps1NazlSox pic.twitter.com/htvmOCgBBL
— 週刊少年マガジン公式 (@shonenmagazine1) 2016年11月15日
これとかですね。
これは紙のマガジンにだけ袋とじを付けるといった企画。
電子版はこの袋とじが付いてない上に価格も紙と同じ。
こっちにも袋とじ見せんかーーーーいっ!?
はじめの一歩も袋とじも見れないのに価格は同じとか!(激怒)
電子版の読者を舐めているとしか思えません。
結論
週刊少年マガジンはNo.2の座にあぐらをかいて、読者にも作者にもジャンプ以上に優しくない雑誌となっている。
よって、このままだとジャンプとの差が埋まることはなし!
以上、『どうした週刊少年マガジンっ!?No.2のままでいいのか?』でした。
ではではまた。