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ECサイトの約半数が1年以内にサイバー攻撃を経験 - 7割で被害

過去1年以内にサイバー攻撃を受けたことがあるeコマースサイトは49.1%と半数にのぼり、そのうち7割で被害が発生していたことがわかった。

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1年以内のサイバー攻撃経験(グラフ:トレンドマイクロ)

トレンドマイクロが、2016年12月27日から28日にかけてECサイトのセキュリティ実態調査を実施し、取りまとめたもの。

企業や組織においてECサイトの構築や運用、セキュリティを担当している実務担当者619人が回答した。

同調査によると、49.1%にあたる304人が、過去1年以内に自社サイトがサイバー攻撃を受けたと回答。攻撃手法は、「DDoS攻撃」が24.1%で最多。「OSの脆弱性を突く攻撃(23.6%)」が僅差で続く。また「ミドルウェアの脆弱性を突く攻撃(18.6%)」「ウェブアプリケーションの脆弱性を突く攻撃(12.9%)」といった回答が見られた。

(Security NEXT - 2017/02/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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