【ソウル共同】韓国の裁判所は1日までに、長崎県対馬市の観音寺から盗まれ韓国に持ち込まれた県指定有形文化財「観世音菩薩坐像」を同国中部瑞山の浮石寺側に引き渡すよう命じた判決を巡り、判決確定前に寺側に仏像を移すことを認めない判断を出した。聯合ニュースが伝えた。
2012年に盗まれた仏像は現在、大田の国立文化財研究所が保管。検察は1月26日の大田地裁の判決を受け「破損の恐れがあるほか、今後判決が覆った場合、(寺側が)仏像を隠すなどすれば回収が困難になる」として強制執行の停止を申し立て、裁判所が31日にこれを認めた。26日の判決とは別の裁判官が判断した。