安哲秀氏「文在寅氏、本人だけ政権交代とは傲慢」

安哲秀氏「文在寅氏、本人だけ政権交代とは傲慢」

2017年02月01日10時19分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  韓国次期大統領候補に挙げられている安哲秀(アン・チョルス)前「国民の党」代表が、文在寅(ムン・ジェイン)前「共に民主党」代表に鋭く噛みついた。

  安氏は文氏が31日の記者懇談会で「反文在寅連帯や第3地隊の動きは、政権交代に反対する連帯」と述べたことに関連し、「本人だけ政権交代と考える傲慢さが表に出た表現」と批判した。ソウル龍山(ヨンサン)の電子商店街で記者団と会った安氏は「私が政権を執ったら政権交代なのか、そうではないのか」と反問しながらこのように述べた。

  安氏は「ヒラリーが選挙で負けたのはサンダースのせいだと、責任転嫁しただろうか」とし「前回の大統領選挙以来、文氏側から事あるごとに出てくる批判の一つは、私が快く協力しなかったから負けたというものだが、これには本当にあきれる」ともした。

  文氏は先月17日に出版された対談エッセイ集(『大韓民国が問う』)で、「2012年大統領選挙を控え、安氏が米国に行かずに一緒に選挙運動をしていたら、と残念がる人も多かった」と聞かれると、「そのような残念さは多く残るものの、(仮に一緒にやっていてもどうなったかは)分からない」と答えた。対談集では、司会者が「なぜ一緒にやろうと引き止めなかったのか。あのように単一化しておいて米国に行ってしまう人がどこにいるか」と言うと、文氏は「私は安議員ではないのでその理由までは知り得ない。それはその方が考えるべきことではないだろうか」と答えたことも影響しているとみられる。安氏は「人類歴史上、誰がが協力しなかったから選挙で負けたという話は初めて聞く」とし「(文氏と一緒に臨んだ)40回以上の全国遊説と3回の共同遊説が快くないということなのか」と問い返した。また、「100回以上やってこそ快いということなのか」と付け加えた。

  安氏は、文氏が公共部門で雇用81万件創出するとした公約に対しても、「語弊がある」と指摘した。安氏は「文氏は公共サービスの雇用をおっしゃっているようだが、働き口をつくる主体は民間であり企業」と主張した。

  安氏は1日、大邱(テグ)西門(ソムン)市場などを訪問する。安氏側のキム・ギョンロク報道官は「外縁を拡張して中道・保守層の支持を積極的に訴えていく考え」と述べた。
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