こんにちは!
最近すごく涙もろくなった気がするないないです。
ぼくはよく暇なときに漫画を読むのですが、漫画って日本のいい文化ですよね。
今回はたくさん読んできた漫画の中でも「読んでいて本当に涙が出た作品」5つをランキング形式で紹介したいと思います。
泣ける漫画ランキング
※作品一つ一つにコメントが書いてありますが、その中にネタバレを含んでいる可能性があります。
5位:orange(高野苺)
現役高校生でデビューを果たし、10年間女子中高生から絶大な人気を得続けている高野苺の本格SFストーリー。少女漫画ファンのみならず幅広い男性・女性漫画読みからも絶賛の声多数!!第一巻は、集英社版1巻に加え、単行本未収録の読み切り作品が1話掲載される。高校二年生の菜穂に届いた未来からの手紙。そこには未来の自分の後悔がつづられていた。はたして菜穂は手紙を読み「後悔しない未来」を作ることができるのか?切ない思いが交錯するタイムパラドックスラブストーリー。
(引用:Amazon)
アニメ化、映画化もしている誰もが知っている名作ですね。
未来からの手紙を読みながら、すこしずつ成長していく菜穂。
「なんでそうなるの」と突っ込みたくなる場面がところどころにありましたが、全5巻という少なくきれいにまとまったストーリーに魅了されながら一気に読了。
翔の心象の描き方も心に来ました。
4位:うしおととら (藤田和日郎)
蔵の中に、500年も閉じこめられていた妖怪。ヤツはその昔、人を食い、悪業の限りを尽くしていた。ひょんなことからヤツを解き放ったのが、蒼月潮(あおつきうしお)。うしおはヤツにとらと名づけた……。うしおととらの伝説が、いま、幕を開ける!
(引用:Amazon)
ストーリーが進むにつれてだんだんと明らかになっていく獣の槍の真相、とらの生い立ちに涙が出ました。
とても長い話ですが、シンプルにバトルマンガとしても面白く、何度読み返しても飽きが来ません。
3位:金色のガッシュ!!(雷句誠)
頭が良すぎるため、クラスに馴染めず、不登校を繰り返している中学生の高嶺清麿(たかみね・きよまろ)。そんな清麿のもとに父からの誕生日プレゼントとして、奇妙な呪文が書かれた“赤い本”とともに不思議な子供・ガッシュがやってくる! ガッシュは「腑抜けた清麿を鍛え直す」と宣言。清麿の心を変えるべく作戦を決行する!! 一緒に過ごすうちに、次第に明らかになるガッシュの秘密。それは清麿の運命を大きく変えていき……!!
(引用:Amazon)
ぼくが中学時代に初めて大人買いした漫画です。
アニメでベリーメロンを見て以来、ものすごくはまり一気に買ってしまいました。
キャラクターデザインもかわいく、主人公達が成長していく姿も見ていてすごく楽しいです。
最後のクリア戦はちょっとスケールが飛びすぎかなとも思いましたが、それを含めてもいい作品です。
最初読んだときはあまり感動しませんでしたが、時がたち、少し大人になってから一気に読み返したときに、卒業式のシーンで涙が出ました。
結構長めな作品なので一度に読むのは大変かと思いますが、そうすることで最後の感動が大きくなると思います。
ちなみにぼくのお気に入りキャラはもちろん、ベリーメロンのビクトリームです。笑
2位:聲の形(大今良時)
「俺は彼女が嫌いだった」――明るく! 楽しく! 大冒険! がモットーの少年、石田将也(いしだ・しょうや)。耳の聞こえない転校生の少女、西宮硝子(にしみや・しょうこ)。2人の出会いが、教室を、学校を、そして将也の人生を変えていく――。余りにもみずみずしい青春のカケラたち。最高に切なく、心ゆさぶる物語が生まれました。
(引用:Amazon)
映画を見てこの作品を知りました。
聴覚障碍者について扱った作品です。
たった7冊の中に、各キャラクターの心情がうまく描かれていて、どのキャラクターの主張もその人なりの筋が通っています。
ぼくら読者はその全員の思いや考えが分かっているので、いざこざがもどかしく感じるかもしれません。しかし、そのひとりひとりの立場になって考えながら作品を読むと、作中の行動に納得できます。
それぞれバックグラウンドが違う人たちをごっちゃにすることなく、しっかりと独立させることで、キャラクターに現実味がでて、より一層没頭することができます。
※ここからネタバレが入ります。
1巻のいじめのシーンは胸が痛くなりましたが、それを含めすごくリアルで、作りこまれた作品だと感じました。
しかし、それまでがリアルだったためか6巻最後で都合よく石田くん(主人公)の目が覚めるシーンや、そのあと橋で会うシーンには現実味がなくちょっとだけがっかりしました。
この作品はハッピーエンドになっていますが、個人的には石田くんに後遺症が残るなどのバッドエンドになっていたほうが好きです。後味は悪くなってしまいますが…。
1位:四月は君の嘘(新川直司)
桜の花びら、音楽、そして嘘。君と出逢った日から世界は変わる――母の死をきっかけにピアノを弾かなくなった、元・天才少年ピアニスト有馬公生(ありま・こうせい)。目標もなく過ごす彼の日常は、モノトーンのように色が無い……だが、友人の付き添いで行ったデートが、少年の暗い運命を変える。性格最低、暴力上等、そして才能豊かなヴァイオリニスト……少女・宮園(みやぞの)かをりと出逢った日から、有馬公生の日常は色付き始める!! 胸を打つ青春ラブストーリー!!
(引用:Amazon)
この作品は最初から最後まで泣けます!
今まで読んだどんな作品よりも涙が出ました。
このランキングもこれを紹介したいがために作ったといっても過言ではありません。
※最低一度この作品を鑑賞してから以下の文を読むことをお勧めします。
本気で楽しんでもらいたいのでネタバレになる表現は極力控えるつもりですが、もしあったらごめんなさい。
まず、漫画もいいのですが、アニメも傑作です。いや、どちらも見るべきです絶対。
この作品を最大限に楽しむには、
- まず漫画を読んでください。普通に感動できます。かをりちゃんの言葉のひとつひとつが心に来ます。
- 次に話の流れがわかったらかをりちゃん目線でアニメを見てください。漫画で読んだときにはわからなかった言動がわかり、さらに泣けます。ぼくは一話目ですでに号泣でした。
なぜアニメが後かというと、アニメには、漫画には作り出せない「音」と「間」があるからです。
漫画内にも作中で出てくる楽曲名は書かれていますし、絵の表現でまるで音が流れているかのようにもなります。しかし、クラシックには詳しくないぼくには、しっかりと音も入ったアニメのほうがしっくりきました。
また、アニメは時間芸術なので視聴者にはコントロールすることのできない「間」が作り出せます。
その間がすごく心地よく、セリフがしっかりと頭に入り感動する余裕を与えてくれます。
また、同じ作品を二度見るべき理由としては、この作品は大きく二つの視点で描かれているからです。
二人の主人公ともいえる有馬くんとかをりちゃん。
一度目はやっぱり有馬くん視点で見てしまいますが、ストーリーが分かり切ってから見る二度目は、かをりちゃん視点で見ることができます。(なぜあのシーンで涙をこぼしたのか。なぜそんな言い回しをするのか。など)
かをりちゃんの視点に立って、かをりちゃんの気持ちになって二度目の鑑賞をすることで、未来が分かっている自分にはとても切なく、悲しい気持ちになりますが、それでも強く生きようとしているかをりちゃんに涙が出ます。
漫画、アニメともに描写が細かく、キャラそれぞれの心象もしっかり描かれています。
本当に完成された作品だと感じました。
まとめ
5つの漫画を紹介しましたが、これらすべては感動する、しないにかかわらず本当に良い作品ばかりです。
時間があったら是非一度目を通してみたらいかがでしょうか。