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都市コロブログ

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ACCA13区監察課 4話感想

2017年冬アニメ アニメ アニメ・ACCA13区監察課 アニメ・ネタバレあり感想

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 この記事には、多くのネタバレが書かれています。

 

 2017年冬アニメ『ACCA13区監察課』3話の感想、あらすじ、オススメ記事を纏めました。

 

 

 

謎の大家さんと、謎の電話相手


ニーノ「ジーンは、また出張か」

 

 君は、またロッタをストーキングか…。ジーンだけじゃなくて、ロッタもしっかりと監視されてますね。そうしてジーンの情報を得たいんでしょうけど、もしかしたら別の目的があるのかもしれない。ロッタをドーワーに連れていったのも、意味が分からないし。

 

 ジーンと同じマンションに住む実業家連中もあやしい。金で全区を動かせる有力者揃いとの事ですが、彼らは本当に商売を広げたいだけなんだろうか。実は実業家達がクーデターの協力者で、ジーンは利用されているとか?
 ロッタも会った事がないという、大家にも謎が多いですね。ニーノが電話で、「報告書と一緒に、ロッタからの土産物も届きますよ。お楽しみに」と言った相手が、実は「大家さん」なんだろうか? それともジーンの監視を命じている人物が、郵送物を検分できるから「お楽しみ」になるんだろうか。ロッタは「住所も私書箱しか知らないし…」って言っていたけど…。
 オータス兄弟が管理人になった経緯には、この物語にとって重要な意味がありそうですね。

 

モク中に、金はいらない


ジーン「お金があってもねぇ…」

 

モブ夫「じゃぁ、何と引き替えだ」

 

ジーン「タバコ…かな?(ドヤァ)」

 

 ダメだ、このモク中w

 

モブ夫2「ねぇ、それ(携帯)使えるの?」

 

 スイツ区の人たちにとっては、あんな旧式の携帯電話でも珍しいのか。というか「携帯すら持ってはいけない」、「外部の人間に近づいてはいけない」だなんて、完全に鎖国状態ですね。

 

ジーン「ここは難しい土地だから適任者は少ないし、担当の駐在が長くなりがちだ」

 

ジーン「区民以外は、買い物や食事だって決められた場所でしかできない。区内に外部の空気を持ち込ませないためにね」

 

ジーン「古き良き伝統を守ると言えば聞こえはいいんだけど、区民はどう思っているのか。それもよく見えないな。不思議な区だ」

 

 服装も恐ろしく古い感じだし、地区によって文化レベルの差がひどいです。

 

 ジーンが指示を出す人間の中には、彼より年上の人も大勢いますね。まぁ、あれだけ優秀なら、コネがなくても出世は早いか。

 

リーリウム「ジーン・オータスは、クーデター派とは関わりない。私はそう確信した」

 

 リーリウムが、グロッシュラーを牽制していました。ジーンにとっては、頼もしい味方の筈なんだけど、何かのフラグを立てているような気がして不安になる…。

 

 

巻き込まれ体質は、主人公の証


オッサン1「本部の制服だ」

 

オッサン2「どうする? 聞かれたぞ?」

 

 いやいや、かなり離れてたでしょ?w

 

オッサンの1か2「話を聞かれたからには、このままには出来ない」

 

ジーン「話って?」

 

オッサンの1か2「とぼけるな!! クーデターの話だ!!」

 

 クーデターの話を聞いていただろうと拉致されるジーン。何を考えてるんだか分からない顔つきが、災いしましたねw ホント、巻き込まれ体質だなぁ。

 

ビスキュイ「落ち着いてるな」

 

ジーン「君たちの雰囲気がさ、緊張感を与えない」

 

 捕らえられても冷静だったジーン。見ているこっちが心配になるほどの落ち着きぶりでした。

 

ビスキュイ「この国は、おかしい…」

 

ジーン「国というのは、スイツ区のこと?」

 

ビスキュイ「ここは国だ。ドーワーという一つの国家にありながら、ここまで閉ざされた土地があるか? いくら自治制と言ったって、100年近く何も変わらず。俺たちはスイツを、ドーワー王国スイツ区にしたいんだ」

 

 彼の発言で、モーブやリーリウムが言うクーデターとは違う事が分かりました。
 彼は、頼まれてもいないのにベラベラとクーデターの話を続けます。
 うーん。不満が溜まってるのは分かるけど、これじゃぁ、クーデターを成功させるまでに相当な時間が掛かりそうだ。仮にジーンを始末する積もりだったとしても、色々とお粗末すぎる。まぁ、ビスキィとウォーブラー以外は、ただの一般市民だから仕方ないんだろうけど。

 

ビスキュイ「中央議会ってのは、ドーワーが地方自治制をとった時に定められた制度だ。区の代表が一カ所に集い、13区の特性を生かしながら、よりよき国作りをすすめる…というのがその理念の筈だ」

 

ビスキュイ「これまでの百年、他の区がその周囲とバランスを取りつつ、積極的に区を発展させてきた中、スイツだけは違った。伝統と格式を守るという貴族どもの所為でな」

 

 想像以上に中世だった。

 

ジーン「パスティス長官は、何度もここに帰省しているようだけどね」

 

ビスキュイ「奴は政治家じゃない。スイツを変えようなんて、ハナから思っちゃいない。伝統と格式によって築き上げられたこのスイツという国が好きなだけだ。奴は貴族だから…」

 

 体制に取り込まれたブールの事を、パスティスが責めるように言っていたけど、人の事をとやかく言う資格はないですよね。彼は、現状を変えたい改革派じゃなくて、スイツ区の現体制を維持したい保守派だろうし。

 

ジーン「うちのマンションに住む実業家の殆どが、スイツとの取引を望んでる。区の解放に向け、一役買ってくれる人は多いはず」

 

 これ、上層部にバレたら問題になりますね。色々とこじつけられて、ジーンに対するクーデターの嫌疑が深まりそうだ。

 

 ジーンが吸っているタバコの入手ルートは分かったけど、出張先でもらう…というか勝手に送られてくるタバコの意味が、まだ分かりません。やっぱり、ハメられてるんだろうか。
 それにしても、飲み物抜きであの大きさのパンを食うとは。一種の拷問ですよ、あれw

 

 

一揆の最中に、パンをほうばる男


 そして、勃発するクーデター。でも武器が農具とかだから、クーデターというよりも一揆といった感じ。
 あれは、殆どガス抜きですね。騒ぎを起こした人たちも、そこまで追い詰められてはいなかったですし。

 

 支部局員は地元民だったか。
 捕まえた人たちをあっさり解放しましたし、支部局の人たちも現体制に不満をもっているのかもしれません。

 

 ウォーブラー(現地妻を持った人)には頑張ってもらいたいところ。だけど、彼みたいな人間を生み出さないために、一定期間で各所へ転属するシステムになっているんだから、その事を考えると少し複雑な気持ちになる。

 

 しかし、スイツ区という名前には、何度聞いてもなれないな。シリアスなシーンでも、思わずニヤけてしまうw


ロッタ「お兄ちゃん、スイツの写真を送ってって頼んだのにな」

 

マギーの部下「(スイーツを)あむっ」

 

マギー「見失った?」

 

マギーの部下「白玉クリームあんみつなるものが、美味しくって、つい…」

 

マギー「バカモノっ。その程度のものは、ドーワーにもあるっ」

 

 コントかな?
 王子まで本格的なストーカーデビューを果たしました。王子周辺には本人も含めて、なんでこうポンコツな人ばかりが集まるのか?w

 

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バレバレですよニーノさん


明らかにニーノ「ACCAなんて、相手にしてる場合じゃねぇだろ。敵は、区長だ!!」

 

 暴徒に襲われていたジーンが、ニーノに助けられていました。あそこまでハッキリと声が聞こえたんだから、流石にニーノだったと気づいたんじゃないかな。
 ジーンは知らない振りを続けるかもしれないけど、次に二人が会う時が楽しみです。

 

ウォーブラー「このスイツ区に駐在して見えてきたんです。この王国には、自分の知らない影が存在するという事に。平和という事になっているだけなんだ、と」

 

ウォーブラー「あなたは、この国は平和だと、よく口にします。視察の度にこの区の現状を目にしてきた筈だ。どこが平和なんでしょう」

 

ジーン「区民の思いを感じ取る機会がなかった…」

 

 スイツ区支部の上層部も、下級貴族で占められているのか。実質的に、民間の組織じゃないんだなぁ。自治制の欠点がモロに出てますね。
 支部長の「これとは別のクーデターについて、伺いたいところだがな」という発言と、「彼とは揉めたくない」理由も気になります。

 

ジーン「クーデターで捕らえた者の解放…」

 

ジーン「今回の件で更に難しい土地になったから、君は継続だ」

 

 ジーンさんカッケェ。彼は、なんだかんだで優しい人ですね。
 このアニメは、主人公が全ての問題を解決する訳じゃないけど、自分ができる範囲で出来る事をしていく作品なのかな。

 

 それと、グロッシュラー長官は誰と電話をしていたんだろう。長官ほどの役職の人間が、「会って話すことは出来ないだろうか?」とお願いする相手とは一体?

 

 スイツ区の問題に焦点が当たった回でした。平和な国の裏側にある事情が、浮き彫りになりましたね。他の区にも、色々と問題がありそうです。

 

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