※とあるブロガーさんについて記事内で言及していますが、決してバカにしたりディスったりしてません。ご安心ください。
すみませんでした、と最初に謝っておくことにする。こんな愚痴っぽい&クソみたいなことを書ける(言える)のもこのブログだけなので許してほしい。なにせ、こんな話を振る相手がいないのだから……
幸せな方、自分がタイトルのブロガーの条件に当てはまりそうな方は以下、読まないほうがいいかもしれない。特定の誰かをディスったりはしないが、それでも特定の領域に属する「誰か」を傷つけることになってしまうのだ。
できれば、呪詛や怨嗟の言葉は耳に入れないのが望ましい。それはこのブログでも散々口にしてきたことだし、常々そう思うが、自分が言う立場になるのは少し心外な気もする。
だが、書かないと気持ちが収まらないのがブロガーという生き物なのだ。どうか許してほしい。
あ、私が普段愛読しているブロガーさんにはこの条件を満たしてしまう方はいらっしゃらないのでご安心を。
本当にごく一部の話ですから。
私は今、共感を求めているわけではない。言い切ってしまうが、私が今からやろうとしているのは、この広いネットの海に「ゴミ」を放つようなものである。ただ、検索表示という網にはひっかからないようなワードなので、大丈夫……なのだろうか?
という長い長い前置きは後にして、本題に入ることにしよう。
顔イラストにムカついちゃう問題
私は、読んだ記事の感想文とかブログの宣伝も兼ね、ツイッターをしている。皆さんのおかげでとても楽しめているのだが、どうしても目に入ってくるものがある。
顔である。
顔のイラストだ。
プロブロガーさんだと特にその傾向が強い。ツイッターだけでなく、ネットサーフィンしてても出てくる。検索などで。
何度も見てしまうからか、記憶に残り続ける。
そして、
ムカついてしまう。
何だろう、言語化できない領域……もはや感性の領域に入ってしまうのだが、
なんとなくムカつく
のである。そうすると、さっきまでの元気はどこへやら、「面白そうな記事を読むぞー!!」なんて気もすっかり失せてしまって、黙ってブラウザバックしてしまう。
特に、ドヤ顔しているイラストには腹が立ってしまうのだ。
私が普段ドヤ顔をしないなんてのは嘘だ、それは嘘だし、人間がドヤ顔をしてしまうことも知っている。知っているし理解しているつもりだ。が、イラストになると途端に腹が立つのである。
だから、私は普段、そういうアイコン画像を見ないように心がけている。一度ムカついてしまったら、もうどんなことがあっても記事が頭に入ってこない。それは恐らく双方にとって悲しい結末だから。
ただ、プロブロガーの人は特にだが、ツイッターをしてたり、何も考えずにネットの海を漂っていたりして、ふと「ぶつかる」ことがある。
偶発的なものだからしょうがないとしても、やはり腹が立ってしまう。
人間だからムカついてしまうのも許してほしい。
皆さんだって、一度や二度くらい「このCMは見てるだけでムカムカしてしまう!!」というCMがあるだろう。パチンコのCMとかパチンコとかパチンコとか。
それと同じだと思う。
そして、そういう感性を否定してしまうことを、私はあまり好まない。
感性を否定するということは、自分を否定するということと同義だからだ。
腹が立ったなら立ったで、「どうして腹が立つのか」「腹立たないためにはどうしたらよいか」を考えるほうが、私には向いていそうだ。それがたとえ言語化領域の外にあったとしても、何らかの理屈付けをすることで、私は安心できるタイプの人間なのだ。
そこで今回、どうしたら顔イラストにムカつかずに済むかを考えてみよう。
なぜ腹立つのか
先ほど、「ムカつく原因がわからん」とは書いたが、とりあえず無理やりにでも道理を通してみる。そうしないと、自分の中に芽生えたこの原因不明の微熱が治らない。
まず一つ目。
「そのブロガーに嫉妬している」説。
これはどうだろう?うーん、ありそうな気もするし、なさそうな気もする。
まあ、3分の1くらいのブロガーさんは、自分の顔イラストの下にPV報告や収益報告なんかをしていらっしゃる。だから、顔イラストにムカつくのではなく、そういう報告に嫉妬する自分がいるのではないか?と考えた。
だが、これは半分打ち消された。某ブロガーさん、すっごいドヤ顔のイラストでいらっしゃるが、そのブログのプロフィール欄には報告がなかったからである。
ということは、今のところ、
嫉妬もあるかもしれんが、
顔イラストもやっぱり腹が立つ
となってしまう。嫉妬の件について否定できないのが、人間の私の業の深さをよく表している、と思う。
二つ目行こう。
「その顔で言われている気になる」説。
まあつまりだ。私は文章を読む際、それを書いた人間の顔とか声とかを想像しながら読んでいる。これは当然、著者の顔とか声を、私は知りえないからだ。
だから、顔イラストが最初に出てしまった人の場合、そういう想像ができないことになる。どんな想像をしても、その人に関していえば「常にこんな顔をしている」という感想しか頭に入ってこない。
もちろん実際にはそうでないのは頭で承知している。だが、頭で知ることと感じることは別だ。
ねえねえ、知らないんですよねー!僕知ってますよ~知ってますよ!
知ってますよ~あなた知りませんよね~!
って感じで来られる気がして、文章なんかちっとも頭に入らないのだ、という説。
ただ、私はなぜだろうか、「ムカつく顔イラスト」なのに、文章がすらすらと頭に入ってくるブロガーさんを何人か知っている。
確かに彼らの顔(イラスト)は腹立つのだが、腹立つなりに言ってることの筋が通ってたりしてて、結局読んでしまうのである。なんでだろう。
そもそもブログサーフィンしていて、「うっわ、この人のアイコン腹立つなあ」なんて例があまりないのだ。今までの話だがせいぜい母数は10くらい。それもそのはず、普通の人はアイコンなんて見ない。
その代わり、腹が立ったら思いっきりNGリストに入れることにしているが……
これについては記事にせず、勝手に自分の中で考えてみることにしよう。
まあ話が逸れてしまったが、顔イラストの人が「僕知ってますよー!!知ってるよ!!」って言ってくる感じがして、どうにも受け付けないのは結構納得できた。でもまあとりあえず保留。
三つ目。
「画像自体に腹が立ってしまう」説。
もーつまり、嫉妬とか知ってますよとか関係なく、その人のアイコンそのものに腹が立ってしまう、という説。身も蓋もない。
これを考えるため、私はいろいろ「ムカつく画像」とやらを探しまくった。
(こんなサイトあるのか……)
これ。上の画像。かなり近い。これを見たときと同じ気分になってしまう。
あとは……ここに貼ると法律でちょっと危うそうなのでやめとくが、某月亭方正さんの顔とか。いや、あれは本当の顔だからあまりに失礼か。
というか、ムカつく顔で調べて彼の顔が出てくること自体かなり失礼な気もするが……。
うーん、それから。
「泣く女性」で画像検索して出てくる上位の画像もかなり破壊力が高い。
泣くなら泣けよ
と思ってしまった。役者の方、スミマセン。
でも、こういう画像って結構サイトめぐりしてると出てくるので、どうしようもない。
ライフハック系のサイトに多い気がする。「彼氏が最近冷たい!そんなときの対策5選」とかいうタイトルで、イメージ画像にありそうなやつ。
いかんいかん、偏見でものを語っておった。
まあ印象的にはこの「泣く女性」の上位群を見たときと、ドヤ顔イラストを見たときの感想がだいたい同じだ。
残念ながら、「ドヤ顔 画像」で調べたときの衝撃はそんなでもなかった。たぶんだが、ここに一つの成立条件を見出すことができて、
あからさまにドヤ顔だとムカつかない
のだろう、たぶん。
ドヤ顔じゃないが、私はこういうブロガーさんを知っている。
「きゅうりは河童の食べ物だよ。」
らしいですよ、皆さん。
タイラケンヂさん、だっけ、私が結構好きなブロガーさんの一人で、先ほども書いたように私は記事の執筆者の顔とか声を想像してしまう癖があるので、この方の強烈な顔イラストを想像して読んでいるのだが、これは不思議と腹が立たない。
いやむしろ、よくこんな絵描けるなぁなんて敬意さえも。
「きゅう↑りは河童↑の食べ物↑だよ↓」
というイントネーションで挑発するように聞こえる。この顔イラストであるが、私はなぜかこれに愛しささえ覚えてしまうのである。
だから、たぶんアカラサマな顔だと大丈夫なのだろう。
うん、三つ出そろった。2つ目と3つ目がかなりいい線いってると思われる。
ムカつかないためには……
ネットを断つ。
以上である。だって、ムカつく気持ちに蓋なんてできないし、かといって見ないこともできない。当然だが「その顔イラストムカつくので変えてください」なんてのはもってのほかだ。下手すれば、その人の顔をもとに描いただろうに、あまりに失礼すぎる。
(そう思うなら記事にするなという正論はNG)
なら、こっちが避けるしかない。当然の帰結ともいえる。
でも、これって結構大事なことだよ。ツイッターのネタバレ問題とかたまーにあがってくるが、根本的な解決法ってもう「ツイッターしない」ぐらいだろう、なんて思う。極端だろうか、いや極端じゃない。
TLを目で追っていくだけでもネタバレ見えてしまうのなら、ツイッターしなきゃいい。てか、それしかない。解決法。
街行く人に対して「僕はまだズートピア観てないんです!!ネタバレしないで!!」なんて叫んだとて、興味を持ってくれるはずもなく。
誰もアンタが観たかどうかに興味ないんだよ、俺らは好きなこと話すだけだよ、なんて言われるだけだろう、たぶん。
もちろん、公開されたばかりの映画のネタバレに配慮する、というのは、マナーとしてあってもいいと思うが。2年や3年経った作品について語ることさえ許さん、というのはちと狭すぎる。ハンターハンターの悪口はNG
だから、ネットは「ある程度のムカつきを許容できる人」じゃないと使いこなせないとも思ったりするんだな。顔イラストくらいで顔から屁が出るくらいにカンカンな人はたぶん適性がないのかも。2chでいうところの「半年ROMれ」も、ムカつき経験値を増やすという意味では理に適っている。
そしてもう一つ大事なことが。
ムカつくと言われても、捻じ曲げる必要はないということ。
たぶん、顔イラストに腹が立ってしまうのは、私のようなごく一部の奇人変人だけで、大多数の人は何も感じないか、「イケメンだなぁ」くらいしか思ってない。
だから、この記事を読んだからといって、アイコンを変える必要なんてどこにもないのだ。
私は立腹したら黙ってリストに入れるタイプの人なので、この記事以降これについて触れることもないだろう。今回は言語化客観化のため書かせてもらったが。
そう、来た意見が多数派の思想なんて考えちゃあ、いけない。
私のような人の意見を聞いて反映させたせいで、せっかくのインパクトが台無しなんてことも考えられる。顔イラストとか顔写真というのは、それだけで絶大なインパクトを植え付けていくのだ。今まで私が散々語ってきたように、人をムカつかせる効果も、愛しさを持たせる効果もある。
それがどっちに転ぶかはわからない。たまたま私の場合、その人の顔イラストにムカついただけだ。ここでは語ってないが、その人に対する愛しさが生まれているという例もある。
法律とかマナーに極端に反しない限り、
自分のしたいことをすればいいのである。
それがネットの利点ではないだろうか?
そのことをよく実感させられた。
最後まで読んでくださった皆さん、ありがとうございます。
今回は「だから何」「勝手にやってろ」案件でした。皆さんの時間を無駄にしてしまったこと、深くお詫び申し上げます。また読んでいただけると幸いです。