北米 米最高裁判事指名のゴーサッチ氏、文学者的側面も By JOE PALAZZOLO 2017 年 2 月 1 日 15:35 JST 法律専門家の意見書といえば、事件の事実を列挙するところから始まる。読んで面白いことはめったにない。だが、ドナルド・トランプ米大統領が連邦最高裁判所判事に指名したニール・ゴーサッチ氏は、それを皮肉めいたノンフィクション作品へと昇華させている。 「お化け屋敷は幽霊や悪鬼、断首台であふれているかもしれないが、そこでのより日常的な事こそが真の危険をもたらすものだ」。コロラド州デンバーの連邦第10巡回区控訴裁判所で判事を務めるゴーサッチ氏は、2012年のある判決文でこう切り出している。驚いたことに、これは業... 全文記事を読むには, 有料会員登録 または ログイン 広告 SPECIAL ADVERTISING SECTION