男・女として、現役でいたい、ときめきたい。配偶者にはときめきを感じず、平穏な毎日に物足りなさを感じる。
既婚男性が婚外恋愛に落ちるきっかけはこのような理由からだったのだ。
その背景には、ある意味贅沢な悩みが潜んでいる。そんな理由で婚外恋愛をはじめて本当にいいのだろうか?
婚外恋愛とは?
婚外恋愛に落ちるきっかけの話しの前に「婚外恋愛」って何?と思われた方も多いだろう。
婚外恋愛とは主に「不倫をする妻」がその行為を正当化しようとして流行りだした言葉だ。
「不倫」という言葉はドロドロした言葉だが、これが「婚外恋愛」になるとその感覚が少しにマシになる。
「婚外恋愛」に「恋愛」という言葉が入っているので、ピュアなものという印象を与えるのかもしれない。
不倫と違うところ探すとすればどうやらこうらしい。
「婚外恋愛」は「不倫」とは違って「現状の夫婦関係を壊す気はない」
なんだか分かるような分からないような感じだ。
そんなきれいごとを並べても不倫や浮気と何ら変わりないと思うのだが。
婚外恋愛をするきっかけ6つ
既婚男女を婚外恋愛に駆り立てる背景には何があるのか。そのきっかけとなる要因を6つご紹介しよう。
何か物足りない
一つのきっかけはこれだ。
「平穏な毎日に満足しつつも何か物足りなさを感じる」
まずは旦那側の言い分を見てみよう。
「妻とは家族になってしまったのでお互いカッコ悪い部分も見せなくちゃいけない。恋人である彼女の前ではいい男でいようと頑張れる」
では妻側の言い分とは。
「主人が嫌いというわけではない。彼と出会い、自分のことも大切にしなさい。と言われ、今まで経験のない優しさをもらって彼と離れられなくなりました」
わかったような、わからないような理屈だが、婚外恋愛を楽しむ本人たちは何だか楽しそうだ。
魅力的な相手に出会ってしまった
次の婚外恋愛がはじまるきっかけはこれだ。
「たまたま魅力的な相手と出会ってしまった」
この理由からも分かるとおり、婚外恋愛というものは、さほどの覚悟もないままうっかりと始まるケースも多い。
ときめきを感じなくなった
三つ目のきっかけはこれ。
「配偶者に恋愛のときめきを感じなくなったから」
こう感じているときに魅力的な相手に出会ってしまったらイチコロで婚外恋愛を始めるのだろう。
もちろん結婚生活が長く続いてもいつまでも相手にときめきを感じ合う夫婦もいるとは思うが、結婚生活が長く続くと多くの夫婦の間に「ときめき」は皆無のはず。
これじゃ皆が皆、婚外恋愛を始めるきっかけになると思うのだが・・。
まだイケてるかを確認したい
四つ目のきっかけはこれだ。
「男、女としてまだイケてるかを確認したかった」
特に女性の場合はとにかく「女として扱われたい」という欲求が強いらしい。
歳を重ねれば重ねるほど、女性としてチヤホヤされるような場面は減る。
恋愛のときめきをもう一度味わいたいけど、旦那はその対象ではない。という声が多いのだ。
女は40歳になっても還暦になっても「女子」なのだ。
一方男性の場合は「虚しさ」が原動力になるという。
40歳で住宅を購入したとたんガクっときて、その反動で婚外恋愛に走るのだ。
住宅ローンを組むというのは、ある意味人生の先が見える行為。しかも自分が死んでも団体信用生命保険で残ったローンを完済できる。
となると、男性は「自分が死んでも家族は困らない」と虚しくなる人がいるのだ。
そんな人は、慕ってくれる女性が現れるとフラフラと手をだしてしまうらしい。
SEXしたいと思えないから
婚外恋愛をはじめるきっかけに「性の不一致やSEXレス」ももちろんあげられる。
妻側はこう言う。
「子供ができてからはすっかり家族になりSEXレス。でも誰かに抱かれたい自分がいる」
旦那側はこうだ。
婚外恋愛をしている男性が「いやぁ。久しぶりに全裸でSEXしたんですよ!」と興奮気味に答えるのだ。
何のことからと思えば「妻は僕とのSEXはもうめんどくさがって服さえ脱がない」ということらしい。
なるほど。そんなことも婚外恋愛を始めるきっかけになるのか・・。
夫婦仲がうまくいっていない
最後の6つ目のきっかけはこれ。
「夫婦仲がうまくいっていない」
お互いがお互いに不満があり毎日喧嘩やイザコザばかり。家にいても癒される空間ではなく疲れるばかり。
そんなときに魅力的な相手が現れたら、恋に落ちてしまうのかもしれない。
婚外恋愛をしたときの変化
配偶者への不満からはけ口を求め「婚外恋愛」に走る男女。他人同士である以上、配偶者に100%の満足は望めない。
頭ではわかっていても理解し合えない寂しさから恋に走るのだ。
次は「婚外恋愛」によってその男女がどのような変化があったかをご紹介しよう。
- 配偶者にすべてを期待しなくなった分、イライラしなくなった。
- 若返った。
- 自信が持てた。
- 配偶者に優しく接することができるようになった。
- 気づくと微笑んでる。
- 配偶者と恋人を比較して配偶者に我慢がならなくなった。
- 感動しやすくなり涙もろくなった。
配偶者に我慢ならなくなったという変化を除いては、どれもこれも良い変化ばかりだ。配偶者にすべてを期待しなくなった分、イライラしなくなったなんて、婚外恋愛も捨てたもんじゃないのかもしれない。
プラトニックな関係もある
婚外恋愛というともちろん身体の関係もある大人な恋愛をイメージするが、どうやらそんな人ばかりでもないらしい。
中には「プラトニックな関係」の婚外恋愛もあるのだ。
プラトニックな関係ってなに?
プラトニックな関係とは、肉体的な欲求を離れた、精神的な愛を育む関係のことをいう。
かつては、愛し合った男女同士でも結婚までは純潔を保つべきである、として結婚までは精神的な愛を理想と考える向きが強かったのだ。
ところで、このプラトニックという言葉が、区古代ギリシャの大哲学者「プラトン」に由来しているころはご存じだろうか。
プラトンが当時「恋愛は肉欲ではなく精神的な結合を大切にするべきだ」と語ったことから「プラトン的な」という意味で、純愛な関係を「プラトニックな関係」と呼びようになったらしい。
プラトニックな婚外恋愛の実態
これは僕の妻の友人の話しだ。
その妻の友人は39歳になる専業主婦。6歳年下の教員の彼とボランティア活動をきっかけに交際をスタート。
「私たちはそこらの不倫カップルとは違うの。彼は僕たちの関係は汚いものにしたくないし、私のことをふしだらな女にはしたくないというの」
「キスまではしたけどSEXはしていない。デートで一緒に映画を観にいったり、ショッピングをしたり、ご飯を一緒に食べるだけ」
「もちろんHもしたいと思うこともあるし、彼と会った日はムラムラして旦那を求めることはあるけど、彼に大切にされているのがわかるから、今の関係は大切にしている」
その友人にとって彼は「王子様」な存在らしい。
「一緒にいると夢の中にいるような気持になれる。対して旦那は便利屋。いないよりはいた方が助かる」
その友人は妻にそう語っていたらしい。
この話しを聞いた感想は「まじか。そんなプラトニックな関係もありなのか」
比較的ローリスクでうっとりできる婚外恋愛のプラトニックな関係は案外楽しいのかもしれない。
婚外恋愛は遊園地みたいなもの
恋愛は非日常なので「恋愛シーン」が輝いてみえるのは当たり前。
秘密を持つことは配偶者に対する優越感につながる。
ばれないようにパチンコ店の駐車場で待ち合わせるといった小細工もたまらなく楽しいはず。
そこには日常のちょっとたスリルやときめきが詰まっているのだ。
最後に。ここまで婚外恋愛のよさ?を書いてきてアレだが。
やはり婚外恋愛=不倫、浮気である。
浮気がばれたらその報復はすごいものがある。
特に男性は婚外恋愛をするつもりなら、まずは【浮気の復讐方法を10選にまとめてみた。命があるだけマシと思った方がいいだろう】 これを読んだ方がいいだろう。
女性の復讐はすごいものがある。命がいくつあっても足りないのだ。
それでも婚外恋愛をしたいというなら、せめてプラトニックな関係で終わらせておこう。それがあなたの身のためなのである・・。