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おおみそか視聴率、ワンピースで惨敗のフジテレビ、テレビ東京にも及ばず

フジテレビ

足成

「ガキの使いSP」が2桁超え

大みそかの視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で、フジテレビが最も低かったことが分かった。

12月31日は、NHKの紅白歌合戦が40%超えを記録したが、民放各局の視聴率も発表されている。

最も高かったのは、日本テレビ「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!大晦日年越しSP」で、第1部が18.7%、第2部が16.0%。

もはや恒例のシリーズだが、今年も2桁超えを達成し、民放ではトップに輝いた。マンネリ化を指摘する声があるものの、これだけの数字が上がれば文句なしだろう。

TBSとテレビ朝日は堅調

次いで視聴率が高かったのは、TBSの「年またぎスポーツ祭り KYOKUGEN2014 5時間半生放送SP」で、最高視聴率は9.9%。

メッシやネイマールが登場したサッカーコーナーが好評だったのに加え、ボクシングのタイトルマッチでも堅調な数字を挙げている。

「くりぃむVS林修!年越しクイズサバイバー」を放送したテレビ朝日は、最高視聴率8.8%。知識人チームと芸能人チームの対抗戦で、手堅くまとめた感じだ。

振り向けば……フジテレビ

テレビ東京は、「年忘れにっぽんの歌」が5.8%、「プロボクシング THE BEST OF BEST 大みそか3大世界戦SP」が5.6%だった。

前者は例年通りNHK「紅白歌合戦」と、後者は日本テレビと重なる格好になったけれども、どちらもまずまずの数字だ。

フジテレビは「THE FACE OF 2014 世界が選ぶ今年の顔アワード!!」が4.0%、映画「ワンピース エピソードオブチョッパー+冬に咲く、奇跡の桜」が3.3%に終わった。

民放では、テレビ東京の視聴率の低さに「振り向けばテレビ東京」などと、やゆした言葉があったが、これがフジテレビに代わる日が来るかもしれない。

【参考記事】
紅白視聴率42.2%、ワールドカップ46.6%に届かず、民放は「ガキの使い」が5年連続(1月2日)

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