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改良すべき踏み切り 愛知最多

01月27日 21時37分

改良すべき踏み切り 愛知最多

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いわゆる「開かずの踏切」など、事故の危険性が高い全国500余りの踏切について、国土交通省は27日、改良すべき踏切に指定しました。
愛知県には全国で最も多い69か所あり、鉄道会社や自治体は対策が義務づけられます。
指定されたのは1時間に40分以上渡れない、いわゆる「開かずの踏切」や、5年間で2件以上交通事故が起きるなど危険性が高い踏切、それに、通学路になっていたり、近くにお年寄りや障害者が利用する施設があったりして、安全を確保する必要がある踏切など全国の529か所です。
愛知県が全国で最も多い69か所、三重県で12か所、岐阜県で9か所となっています。
このうち、愛知県一宮市にある、名鉄の今伊勢駅近くの踏切は名鉄の名古屋本線とJRの東海道線が併走しています。
国の調査によりますと、朝のラッシュ時などには1時間に40分間、遮断機が降りているということで、27日も上がった遮断機が警報機が鳴りやまないうち、再び降りる様子が見られました。
ベビーカーに子どもを2人乗せて通りかかった女性は「列車が頻繁に通って怖いです。駅が近いので、改善は難しいと思いますが、出来ることがあるなら取り組んでほしい」と話していました。
国土交通省は平成32年度までに対策をとるよう鉄道会社や自治体に義務づけていて、今後、改良に向けた協議が進められます。

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