3部の中盤までに登場するスタンドはタロットカードをモチーフにしています。
そして一部のキャラは登場する際にモチーフとなったタロットカードが背景に出てきます。
そのタロットカードはすべて荒木先生デザイン(LUCKY LANDの文字入り)のものになっていますが、
雑誌掲載時は市販のタロットカードを元にして描かれていました。
まぁそれが原因で、タロットカードの著者から著作物の無断使用ということで訴えられ、
コミックスのタロットのイラストを差し替えることになったわけなんですが・・・。
というわけである意味黒歴史に近い、初期のタロットカードイラストを紹介していきたいと思います。
(13巻、14巻は版が古いと差し替え前のデザインが残っていたりします。)

さて、初めてタロットカードの存在が確認できるのは、13巻の「幽波紋の戦士たち」の回から。
ジャンプでは89年23号です。
13巻01
アヴドゥルがタロットカードを承太郎に選ばせるシーンで出ていますが、実はこのコマのタロットカードは修正されていません。これはセーフだったのでしょうか?
 
そして次のページで、4人のスタンドのタロットカードが紹介されます。
tarotto0001_j
 
←ジャンプ89年23号           コミックス13巻「幽波紋の戦士たち」→
『星』
tarotto001-1
『魔術師』
tarotto001-2
『法皇』
tarotto002-1
『隠者』
tarotto002-2
 
微妙に元のカードのデザインを意識した感じになってますね。

さて、この後も何度かタロットカードのイラストが登場するのですが、修正前はタロットのデザインが毎回変わって統一性がありません。
その都度参考にしているタロットカードを変更していたのでしょうか?

次回へ続く