乳児の遺体を段ボールに入れ部屋に放置か 母親を逮捕

乳児の遺体を段ボールに入れ部屋に放置か 母親を逮捕
出産した乳児の遺体を段ボール箱の中に放置したとして、43歳の母親が逮捕されました。母親は生活費に困窮して、部屋で出産し、「死んでいることに気付いたが、かわいそうで手放すことができず、部屋に置いたままにしてしまった」と供述しているということです。
逮捕されたのは住所不定、無職の中村めぐみ容疑者(43)で、警視庁によりますと、去年11月ごろ、東京・足立区のマンションの部屋で、自分で出産した乳児の遺体を段ボール箱の中に放置したとして、死体遺棄の疑いが持たれています。

逮捕された母親は、出会い系サイトを通じて知り合った男性と、この部屋で同居している間に妊娠し、生活費に困窮して、部屋の浴室で出産したということです。

警視庁の調べに対し、容疑を認め、「赤ちゃんが泣かず、死んでいることに気付いたが、かわいそうで手放すことができず、部屋の中に置いたままにしてしまった」と供述しているということです。

警視庁は交際相手の男性からも話を聞くなど、当時の状況を詳しく調べています。