1月の学習公開の後は,学校保健委員会講演会を開催しました。
講師として,出雲市上島町在住の医師,嘉村正徳先生(嘉村医院)をお迎えし,「テレビの見すぎは生活習慣病?!」と題してお話しいただきました。5・6年生の児童も一緒に聞かせていただきました。
お話の中で,「自分が『ふつう』と思っていることが『ふつうではない』ことがある。」と言われました。自分の生活を謙虚に振り返る必要を感じました。
中部小学校の5・6年生児童への事前アンケートから,「テレビ・ゲーム・スマホが長く,それらが幸せの第一・生活のほとんど,という人がけっこういる。」「TVやゲームの時間が多くて遅寝の人がいる。」「TV・ゲーム好きの中には勉強しない人が多い。または勉強しながらゲームをする人がいる可能性がある。」等を指摘されました。
高学年だと,自宅に帰るのは4時半以降になります。家で過ごす5時間ほどの時間を考えてみると,家庭学習や食事,お風呂の時間を差し引きと3時間ほどです。お手伝いや家族とのだんらんを考えると残されたこの時間の過ごし方が重要になってきます。
5・6年生が退場した後は,保護者の皆さんに対するお話でした。
スマホを持つことができる条件として,「自分の夢,やりたいことがあること」「スマホの長所・短所を理解していること」「生活時間の管理ができること」「日常的常識力があること」「会話・文章作成能力があること」「金銭的な責任能力があること」と話されました。
2月6日からはノーメディア週間も始まります。将来,あるいは子孫にも思いを巡らして考え,実行していきたいものです。