タイトルのまんまです。
トクホとはすごく簡単にいうと、体に生理的影響のある成分を含んでいてしかもその効用が科学的に証明されている製品に付与されるブランドのようなものです。
そしてその科学的証明のためには、動物実験が必須なんです。
だから私はトクホが嫌いです。
これって意外と知られていない事実のような気がするんですよね。
トクホの健康的なイメージの裏に動物実験があるということを。
だからせめて知っていてほしいです。
世界的にみて動物実験は減少の傾向にあるようです。
が、日本でのトクホの認可数は増えていく一方です。世界の流れに逆行しないでほしいという思いがあります。
2017年1月時点でのトクホの登録数は1100件を超えていました。
詳細は消費者庁のHPから知ることが出来ます。
ちなみにトクホの試み自体を否定するわけではないです。
水素水なんかのことを考えれば、科学的根拠というものを重要視していく人はこれからも増えていくのだと思います。
でも、そこに動物実験は必要なのかなという気がします。
難病を治療するための新薬の開発のために動物実験を行うというのであれば心理的に受け入れやすいですが、健康のために必要以上に動物実験を行うのはなんか違うと思ってしまいます。
だから私はトクホの市場を推進するくらいなら不健康な方を選びます。
だから今のところトクホの製品は買いません。
ただ、例えばトクホの認可に動物実験が不要になって、人体実験(治験)のみで認可がされた製品が出てきたら必死に応援したいと思います。
だって、健康を目的にしている製品でしかもそもそも食品なのであれば、治験でも危険性は低いと思います。
リスクが低いのであれば治験希望者も簡単に集められると思います。
ただ、動物実験に比べてコストが格段に上がると思いますので、私が今述べた考えが一般に受け入れられる可能性は低いのかなと悲観的になってしまいますが。
まぁ、くどくど書きましたが、結果的に動物実験を推進してしまっているトクホが私は嫌いです。
オチはありません。