こんにちは、えむしです。最近、えむふじんの弟、ふじおくんのお嫁さんのお母さんが亡くなられてしまい、その際こちらから香典を出す出さないで悩みました。
今回のお話の登場人物と関係性
少しややこしいので図にしてみました。こんな感じです。詳しく書けばもっと人はいますが、例えばうちの子供なんかは全く関係無いので端折っています。
色がそれぞれの家、二重線が婚姻関係、一本線が血縁関係となっています。
白抜きの字になっている部分が亡くなった方です。
今回の話は少し話がややこしくなりそうだったので、登場する人物の名前にも色をつけておきました。
僕から見て義弟のふじおくんは数年前に結婚したばかり、ふじおくんの奥さんもまだまだ20代です。
義弟の奥さんのお母さんが亡くなられた
今回、緑の家のお母さんが亡くなられてしまいました。
僕の方から見れば、「義理の弟」の「奥さん」の「お母さん」で関係性が少し遠いし、住んでいる場所も100km単位で離れていると言う事もあって、香典はやめようかなと思いました。(20〜30年前の時代なら迷わず香典を包んだ間柄だと思いますよ)
一度このような形で香典を包んでしまうと、うちの誰かが亡くなった時にも、筋を通す意味で緑の家の方に知らせなくてはならないからです。
先日青い家のお父さんが亡くなった時も、この考えからえむふじんの実家にはお葬式や香典などは結構です、と遠慮してもらいました。
今後うちの両親の葬儀も家族葬にしたり(うちの両親の希望)、法事も大変だから簡素化していこうと決めていたので、その流れで今回も我が家としては香典を送るのはやめにしようかと妻のえむふじんと話し合い、そのままえむふじんのお義母さんに伝えてもらいました。
香典の件でお義母さんから電話があった
妻のえむふじんが香典を渡すのはやめようと思うと伝えた次の日、お義母さんから義弟ふじおくんの顔を立てるためにやはり香典を出して欲しいと電話がありました。ちなみにふじおくんはこのやり取りを全く知りません。
お義父さん、お義母さんから見れば、えむふじんは、ふじおくんの姉なので、その奥さんのお母さんに対しては、香典は出した方が良いと言う考えです。
ここで、香典を包むのはやめようと考えていた我が家と齟齬が生じました。
お義母さんの目線で言えば娘の弟のお嫁さんのお母さんとなりますが、いざ香典を包むとなると我が家の名前で、つまりえむふじんではなく私えむしの名前で香典を、という事になります。
香典はえむふじんの名前で香典は出せないよ、えむしから香典を包むという形になるよ、とえむふじんがお義母さんへ伝えました。
我が家が香典を包むだけでうちの家とあちらの家の付き合い(他の方が亡くなった時の香典のやりとりや、あちらの家の考え方によっては冠婚葬祭に呼ばれたり・・・)が始まる事になってしまうし、そうなれば将来的にはふじおくん夫婦にも筋としてうちの親戚筋、例えば青い家との付き合いが始まる可能性がある事になります。
結婚というのが個人同士の話で済むならお義母さんの考え方、つまり嫁ぐ前の関係で問題は無いのですが、我が家の親戚筋も、えむふじんの実家の親戚筋の方もまだまだ昔からの家族意識が強く、単に個人の関係で事を済ませられない部分があるのです。単純に香典を貰いっぱなしには出来ないと言うのも勿論あるでしょう。
香典を渡す間柄に対してどう考えるかは地域や家の差があり、一概にどれが正解とも言えませんが、一度何らかのやり取りを始めると結果として家同士の付き合いに発展して行ってしまうというのは僕も妻のえむふじんも一致している部分ではあります。
最終的にどうしたか
えむふじんのご両親と喧嘩をしても何も得るものが無いので、今後の付き合いを覚悟して香典を出そうと言う話になりました。
ですがその数時間後に落ち着いたお義母さんから、家同士の付き合いに発展しそうな案件なので、ここは香典を送るのはやめようと提案され、その意見に乗りました。
今回の一件、本来は僕とふじおくん二人で決めなくてはいけない事柄なのですが、義母と話し合う事になったので事態が少しややこしくなったのだと思います。
四十九日が終わった辺りで、ふじおくんと話し合ってみて今後の親戚付き合いをどうするか決めようかと思います。
冠婚葬祭の、特に葬の部分は難しいなって思った一件でした。
ではでは、次の記事で。