【1月31日 時事通信社】韓国の憲法裁判所の朴漢徹所長が31日、任期満了で退任した。朴所長は、朴槿恵大統領弾劾の可否を審理中の裁判官9人のうちの1人。聯合ニュースによると、2月1日に所長代行が選出される予定だが、今後は裁判官8人で弾劾の審理を続ける。

 大統領弾劾は、憲法裁で所長を含め裁判官9人が審理し、6人の賛成で罷免となる。罷免後60日以内に大統領選を行う。朴所長に続き、3月13日には別の裁判官も任期満了となる。この日以降も審理が続けば7人で審理を続けることになり、2人の反対で弾劾は棄却される。(c)時事通信社