- 砂に触れた瞬間の「笑顔」をみるため
- サンドアートの技能伝承
- リアルに会うことでの人間関係の構築
日常にサンドアートを。
この理念をもとに2017年は活動をしているが、その活動のスタート地点は札幌市からだった。
ハードル上げ過ぎ!
そんなんじゃ儲けないじゃん!
僕のことを知る人からさんざん言われたが、僕は赤字でも構わないと最初から考えていたので、そんな外野のどうでもよい意見など無視して1/31(火)に札幌琴似で「本気の人だけ受講してほしい、サンドアート教室」を開講した。
全6回で初回は無料。次回からは1回につき受講費5000円のサンドアート教室。
結果的にマンツーマン指導になったが、その分、本気で習いたい人に細かいことまで教えることができたので良かった。このまま続けていけば、北海道でもう一人、サンドアーティストが誕生するはずだ。
赤字でもいいだよ
僕は他にも収入があるのとサンドアートの映像関連や他のことで採算がとれているので、正直サンドアート教室が赤字でもまったく問題はない。
だから、たとえ赤字だとしても「サンドアートを本気で教えてほしい」という人がいたら、教えにいく。
その理由は冒頭でも書いたけど、
- 砂に触れた瞬間の「笑顔」をみるため
- サンドアートの技能伝承
- リアルに会うことでの人間関係の構築
にある。
儲けるのは商売の基本だけどさ
商売をしているのだから、儲けるのはあたり前田のクラッカー。
だけど、儲けることばかりを考えすぎて、採算が合わないからやーめたと言ってしまえば、僕の理念「日常にサンドアート」の意に反することになる。
ていうか、儲けることばかりを考えているせいなのかは知らないけど、自分の地位を守るためなのかは知らないけど、本当の意味での「技能伝承をしない」、クソのような講師とか先生とか呼ばれる存在が意外にも多いことを、いろんな方とお会いするなかで話題になり、再確認することができた。
たとえば、僕の生徒さんが間違ったやり方をしていたとする。
本来であれば、「そこはそうじゃなくて、もっとこうしたほうが上手に描けるよ」と何度も実演を見せながら教えていかなければならない。
生徒さんは初めてサンドアートに触れるのだから、丁寧に教えていくのが基本。
だけど僕が自分のエゴで「あ、こいつマジで上手いな・・・、将来自分の地位がやばくなりそうだから、間違っているけど教えなーい」では、クソクソのクソ講師&先生になる。つーかそんな輩が実際にいるから驚きだ。
ていうかさ、
だったら教室とか塾とか開くんじゃねーよ、アホ!
お前の地位とか名誉とか、生徒さんからみたらどうでもいいんだよ!
間違っていたらちゃんと教えてやれよ!
教えているから「偉い」ではない
なんか勘違いしている「自称先生」やら「自称講師」やらがいると思うけど、教えているからアンタが偉いわけでも神様でもないんだなこれが。
もちろん、教わる側の姿勢も真剣でなければならない。
基本は人間と人間の関係。
どちらが上でとか下でとか、こいつ気に入った気にいらねーとか、そんな狭い枠組みでしか物事を捉えられないから、本当の意味での「技能伝承」が行われないんだよ。
生徒は本気で習いにきているのだがら、ちゃんと最後まで面倒みてやれよ。
相手が自分よりも将来的に上になる可能性があるとしても、間違っているところはちゃんと教えてやれよ。
教えることでお金をいただいているのですよね?
だったら自分のエゴなんて関係ないですよね?
地位とか名誉とかにぶら下がって、ちゃんと教えることができないなんて超ダセー。
これは教わる側に言えることだけど、教わっている以上は本気でその先生や講師から技術を盗まないとダメだし、わからなければ何度も質問するべきだし、現在の地位や名誉といったくだらない死んだら意味のないものなど捨ててさ、謙虚に教わるべき。
そういった意味でも、今回教えている生徒さんはわからなければ何度も質問してくるし、僕の技術を盗もうと真剣だし、サンドアートのセンスあるし、謙虚でしかも会話が面白い!
僕も一応は「先生」という存在なんだけど、実はぶっちゃけ自分が先生だとは思っていないんだよね。
一人の人間。生徒と同じ人間。
人間として当たり前のこと行動をして、間違っているところはきちんと教えて、また逆に生徒から教わることもある。
どちらが上だとか下だとか、そんなくだらない枠組みなんてどうでもいいだよね。
楽しく和気あいあいとサンドアートを真剣に楽しむ仲間。
それが北海道という地で少しずつでもいいから、輪が広がっていけばいい。
商売からしたら、現在は赤字かもしれない。
だけどこのサンドアート教室に関していえば、儲けよりも「サンドアートをやる仲間作り」が目的なんだ。
次回の教室は2/19(日)11時~12時40分まで。
場所 : 札幌琴似スタジオ・ベガ第7スタジオ
*第1期の募集は終了しております。
2017年森マサミチへのご依頼先
2017年、北海道以外でも公演を承ります。
その他、映像制作もお気軽にお問合せください。