どれも、大抵は読んでいたら腹がたってくるものだ。
ごく稀に素晴らしいと感じるものがあるが、大体はクソな説教やポエムだったりする。
多くの人間がいらないことは、テレビでもネットでもわかるのだ。
自分が感じたことも、誰かが感じたことも他人の説教で何かなるほどのものではない。
街中で、iPhoneから目を離すと美男美女の楽しそうなカップルが闊歩しており、自分のグロテスクな顔がウィンドウや防犯用の鏡に映る。
何かに組み込まれた美しさという概念が呼び起こされ、自分が醜いということを理解させられる。
そして、息苦しくなる。