2015年9月13日日曜日

休眠会員さんの悲痛な叫び2


前回紹介した衝撃のメールを受け取ったあと、電話でも直接ご本人に話を伺いました。退会方法をお伝えして、とにかくK会と縁を切っていただくことにしました。そうしないとK会の霊的な悪影響を受け続けるからです。すぐに退会届を出せた喜びとともに、会員時代の不幸の数々をメールで綴ってくださいました。その中味は「幸福の科学」ではなく「不幸の科学」だと、思わず口を突いて出るような経験です。プライバシー保護のために相当割愛していますが、それでも十分伝わると思います。
K会と縁を切る時は、K会を指導しているものが妨害をしてきます。この方も私に連絡しようとしただけで、血の気が引いたように冷たく感じたり、頭や体を締め付けられる気がしていたといいます。その後、完全に洗脳が解けるまでは、時々そうした現象を経験したそうです。
K会の邪教性を冷静に見抜く力と恐怖に打ち勝つ勇気、この二つが退会には必要だと思います。

(休眠会員さんからのメール)

①退会届を出せた

退会届けを、受理されるか不安ですが、とにかく郵送できました。
本当にありがとうございました。
ナチスのユダヤ人収容所や、北朝鮮政治犯収容所を天国だと間違えて、家族や友人も巻き添えにして、引き込んでしまい、恨まれて、独りぼっちで、天国なのに苦しいのは自分が悪いからだと、苦しみ続け、ボロボロになり、実は本当の地獄だったとやっとわかって、脱出できた生還者とか、脱北者みたいな気持ちです。
先月末、「真実を語るブログ」に出会えて、洗脳だったとわかり衝撃でした。
翌日、必死にメールをして、2日後に電話をさせていただき、ご本尊、家庭祭壇、書籍、ビデオ、グッズ類を解体ゴミ処分し、一週間後に退会届を郵送できました。

あるデパートの書店で、書籍を手にしたのが1986年か87年、合格通知は数年後の春でした。講演会は両国での、「悟りの極致とは何か」 が最初でした。
本と出会って三十年近く、会員になって二十数年。前半は楽しいこともあり、無我夢中に活動し、後半は、ただ地獄でした。
もし、「真実を語るブログ」に出会えなければ、今でも、心の牢獄に入ったままです。
たとえ気づけたとしても、今、私は家族以外つきあいもなく、種村さんのお力添えなしでは、退会届け提出は、難しかったです。本当にありがとうございます。

②仏説・降魔経の幻聴
 
退会しようと思ったら、頭の中で、もう、十何年か聞いたこともない 「仏説・降魔経」や、K会の歌が聞こえだし、夜は1時間くらいしか眠れず、夜中の1時過ぎに、目が覚めてしまい、ブログを読んでいました。
ご本尊や家庭祭壇を解体している時は、何もなかったですが。
種村さんに連絡しようと思うだけで、サーッと、血の気が引いて、貧血状態になったようになり、体が冷たくなってしまいます。
今も上半身から血の気が引いてしまって、頭も締め付けられる感じが、時々します。

「仏説・降魔経」の幻聴は、退会できてもしばらく続きました。
でも種村さんのブログを読み出すと、聞こえなくなります。だから何回も繰り返し読みました。

③ずっと不幸が続いた

今思えば、不幸続きでした。

私はポリープができて、3年くらいで大きくなり、手術で、ある臓器を摘出しました。術後は良好だったのですが、その後は、心臓辺りが痛い時が多くなり、急にリズムが崩れバクバク激しい動悸がして、貧血状態になったようになり、座っていることさえ辛く、寝ているだけの時が、何回かありました。手をあげることさえ出来ないのです。酸欠で意識が遠のき、人生で初めて杖を使いました。

体が丈夫なことしか取り柄がなかったのに、目も悪くなって、活字も読めなくなり、骨もきしきし痛み、もう、死ぬんだと思っていました。
しかし、毎年 受ける人間ドックでは、心臓も異常なし。血液は良好、骨は20代と、視力も1.5以上 と、ほとんどA判定です
ただ、胸のレントゲンでは、肺に結核が治った跡があり、これは活動をやめた翌年に見つかりました。
最近は、鼻も原因不明で詰まるようになり、窒息するかと思ったことも何回かあり、鼻血も出たり。耳鼻科でも、アレルギー科でも、異常なし。後は手術するしかないと、言われていました。
K会の書籍に書いていた、病気になる理由を思い出し、その通りだと思ってました。やはり、私は母性もダメで、罪深く、正しい信仰が出来ないから、鼻も悪くなり、心が小さいから、心臓が悪いんだ等々、自分を責めて納得してしまいました。

でも、責任逃れしたくて、そう思いたくなくて、みんな放射能汚染のせいだと、思い込もうとしていました。
でも週刊紙の見出しでしたか、「放射能から、会員を守ってみせる!」と、教祖が言ったとかを見つけ、やはり、自分はもう、会員の隅っこにもいれないんだ、ダメなんだと思ってました。

④ようやくたどり着いた

いつも私は自問自答していました。
「死んだら、地獄に直行で、万が一、地獄に行かなくても、この宗教の世界が天国なら自分はどうする? 」
「素直にそこへ行くか? 」
「頭を下げて入れてもらうか?」
何度考えても、想像しても、行きたくなくて、教団のそばに近寄れません。
この宗教のあの世の入り口が、何故か、暗く黒い洞窟のような所で、自分は、近寄れず、ひとりで離れた薄暗い世界で座り込んでいるイメージを度々みていました

そんなにK会が嫌いなのに、幸福という字を見るのも嫌なのに、まだ、ORだけは偽物と思えなかったのです。
それが、Twitterで、リツイートされた所から、ようやく「真実を語るブログ」に、たどり着けました。
「真実を語るブログ」と、「希望のブログ」を読んで、十何年かぶりに、心が丸く、あたたかい感じを思い出せたら、心臓も、呼吸も、楽になりました。きしきし痛む骨も痛くなくなりました。
すぐに心が乱れると、ぶり返しますが。

ブログを読み返しているうちに、自分の劣等感や恨みとか、ORに重なる 所がたくさんあって、こういう気持ちが、引き寄せられてしまうんだと、感じ始めました。
このままでは、無事に退会出来ても、また、同じことを繰り返してしまいそうです。汚い心で、申し訳ありません。

退会を助けていただいて、ご迷惑をおかけし、それだけでは足りず、まだ、助けてくださいと、言ってもいいのでしょうか。
伝道してしまった罪を考えると、どうしていいかわかりません。いつかお詫びが出来るようになりたいです。

(追伸のメール)

⑤会員が不幸になっていく

私が休眠する以前の活動していた10数年の間に、
私や私のまわりの会員本人やそのご家族が、不幸になることを数多く体験したり、見聞きしました。
様々な病気、病死、突然死、事故死、交通事故、子供や大人のいじめ、精神病、引きこもり、学校退学、事業の失敗、失業、家庭不和、アルコール依存等々。
ある方は、KKの震災ボランテイアに行き、体調をくずして手術、女性としての夢を失いました。
普通考えられないような目を覆いたくなるような事故死をされた方も。
ガンを発病された方は数名います。
ガンで亡くなった方は2名です。

一人は、急に亡くなり、善良そうに見えた支部長から、「植福の会に入っていなかったから、魔にやられて、ガンで死んだ。大きな魔がついていて、大変危険だ。」と言われ、魔にやられるからと、会員は、お葬式に出ることも禁止されました。
この経験から、「植福の会をやめると魔にやられて、病気になる。ガンで死ぬ。」と信じ込み、それで、その恐怖から、休眠会員になってからも家族の分も植福の会をやめることは、出来ませんでした。

癌で亡くなったもう一人は、会員になって数年の方でした。
何とかしたくて、何人もの支部長や職員を連れて行きました。( 迷惑だったと思いますが) 車で迎えに行ったこともあります。
しかし、職員は、せいぜいその場で病気平癒祈願をあげるだけ、皆さん何もせず、できず?  そそくさと帰って行きました。
ご本人は、酸素マスクをつけながら、苦しそうに、「大丈夫だよ。OR氏を信じてるから。奇跡はおきるよ。」と、言っていました。
手を握ることしか出来ませんでした。
精舎や支部で度重なる祈願もしました。
しかし、どんどん衰えていってOR氏の病気平癒祈願のCDがエンドレスで鳴り響く病室で、いっぱいチューブにつながれたまま、亡くなりました。
泣き崩れるご家族の姿・・・。
今、思い出しても、心が痛くてたまりません。
お葬式には、会員だけ。
職員の姿はなかったと思います。
当時は、まだ、納骨壇 や先祖供養など、お金を奪えるものがなかったので、現れないのも当然でした。

教団施設に行く途中に、急に発病し、救急車で運ばれた方もいました。
教団施設で、仲良くなったご夫妻を約束通り訪ねて行ったら、大乗の御本尊の前にご夫婦が――。平日でご主人は会社のはずなのにと思っていると、
「急に会社が倒産しちゃって、今、てんてこ舞いだよ。会社のトップが、逃げ出しちゃってさ。」
驚く私に、
「でも、大丈夫。私たちにはOR氏がついているからねえ。なんていいお顔。」と、直前に迎え入れた御本尊の前でお二人で、うっとりとお祈りしていました。

ある有名な方は、お仕事が順調で、私には考えられない収入を得ていましたが、仕事がうまくいかなくなり、立派なご自宅を手放しました。
でもその方は、「大丈夫だよ。いつもOR氏に、愛されているのを感じるんだよねえ。」と、話していました。

立派な社会人に見えるのに、アルコール依存症ではないかと、思う方も何人かいました。
私は、休眠前は、なぜ、幸福な会員の筈なのに、活動会員が、浴びるようにお酒を飲むのか、わかりませんでした。
でも、私も休眠になってから、その気持ちが分かりました。
私も辛くて、苦しくて、一瞬でも逃避したくて、そんな自分を誤魔化したくて、自殺願望もあり、お酒を大量に飲みました。
団体の名称には「幸福の」とついていても、皮肉にも「不幸の」団体だったのですね。

他にも、子供がいじめにあったり、引きこもったり、学校に通えなくなったり、
鬱病で休職した方もいました。
活動のために、家族と不和になる方も数多くいました。
私もその一人です。
退会して、子供たちもカウンセリングを受けることで、いかに子供たちの心を傷つけてしまったか知り、愕然としました。
邪教で、傷ついた子供たちと、私のカウンセリングは、今も、続いています。

親や子供等、大切な家族を前触れもなく、本当に突然亡くした人もいました。
交通事故を起こした方もいます。
高速道路で車が回転し、あやうく死にかけた方も。
追突し、示談でなんとかなった方も、数名います。
私も、運転中に、突然息ができなくなって、危うく追突しそうになったことがありました。
とにかく、KKに入る前には滅多に経験できない不幸が、目白押しなのです。

                                      
⑥種村さんのブログに辿り着けたきっかけ

洗脳されていて、尚且つ会員とも切り離され、
幸福の漢字さえ見るのも嫌で、情報を全く得ることが出来なかった私が、
運良く種村さんの真実を語るブログにたどり着けたのは、
放射能関連の記事をネット検索したからです。

震災後、以前より、私や家族の体調が悪くなり、
私の住む地域は原発事故の影響が大きいとされていて、
また、症状がよく似ているため、
放射能に関連するブログやTwitterを読むようになりました。
「インチキK教団が放射能安全神話を持っている。
OR氏が仏の光で放射能から会員を守ってみせる。」
と言ったというようなことが、度々、でていました。
あるTwitterで、徳島出身の方が、
「あんなのインチキです。OR氏の父親は、(注:ご近所だったようで)
新聞社のデスクだった(注:その方の)父親に、新興宗教をおこししたい。と、相談に訪れていた。インチキで、まるっきり相手にしていません。」
というような事が書かれていました。
そんな事知らなかった。
教団設立前に、「偉大な仏の父親( 確かこの人も偉い人だったはず!)が、地元の新聞社に新興宗教をおこしたいと、相談しに行っていた!」だなんて。
どの書籍に出ていたっけ?  と驚き、思い返そうとしましたが、記憶にありません。

その関連記事から、『やや日刊カルト新聞』、そしてアンチの方がたの存在をしり、『混ぜるな危険 !ブログ サンポール』というブログにたどり着き、記事を読んで驚き、
これは一体、何なのか!
ウソではないか、と仰天し読み続けました。
まるで、浦島太郎で玉手箱を開けて、びっくりしたお爺さんのような感じでした。

リンクに種村さんの名前を発見して、
まさかあの種村修学さんがアンチ?
それとも同じ名前を使ったニセモノか? と。
読んでみて、やっと真実にたどり着けました。
洗脳されていたとハッキリわかり退会できました。
K
教団に恐怖も感じなくなりました。
なんで、あんなの信じちゃっていたのかと、
むしろ自分の滑稽さに笑えてしまいます。


体調不良が、放射能のせいだったのか、
本当のところは、私にはわかりません。
ただ、はっきりしていることは、
ご近所にも、病気になった方もいるなか、
K教団を退会したら、
体調不良だった私が、
死ぬのを覚悟していた私が、
まるで、生まれ変わったかのように、
少しずつですが、日々、元気になってきているということです。
「地獄に仏」という言葉がありますが、私には、
K教団地獄にアンチブログ」でした。

勇気あるアンチブログの皆様、
種村さん 本当にありがとうございます。
ご恩は忘れません。


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