りんごって健康に良いイメージの強い果物ですね。
「1日1個のりんごが医者を遠ざける」というヨーロッパのことわざがあります。
だからという訳ではありませんが、毎日りんごを食べるようにしています。
りんごを選ぶ4つの理由
1・りんごは通年手に入りやすく価格も手頃で安定している
通年で手に入りやすいこと、買いやすい価格であることは、ずっと続けて食べる上で必要不可欠です。どんなに栄養価が素晴らしくても時期が限定されてしまうと時期以外のときは高価で市場に出回ることも少なくなります。
2・カロリーが低い
りんご1個あたり(255g)135kcalです。1個食べると相当お腹が膨れてこのカロリーは低いです。手軽なお菓子を食べるなら食べごたえのあるリンゴを食べる方が低カロリーで満足感が得られます。糖質量はやや多めですがGI値が低いので少量取り入れるてみるのもいいと思います。
3・健康効果がすごい!
後で詳しく述べます。りんごは栄養として何かが突出していることはありませんが、ビタミンやミネラルをバランスよく含まれています。
4・そのまま食べても、料理しても美味しい
毎回調理しなくても、そのまま食べれるのは面倒臭がりな人にとってポイントが高いです。とりあえず常備しておけば小腹が減ったときの対策にもなります。
りんごの健康効果
アンチエイジング効果
りんごに含まれるリンゴポリフェノールは老化速度を遅くすることが分かっています。リンゴポリフェノールが血清アルブミンを増量させることで老化のスピードを遅らせます。血清アルブミンが多いほど細胞に栄養がいきわたりやすくなるので老化を遅らせ、病気を防ぎます。またリンゴポリフェノールには美白や育毛にも効果があると言われています。
アレルギー症状を抑える
血中のヒスタミン濃度の減少することから、アップルペクチンがアレルギー性疾患に対する予防効果があると期待されています。
整腸作用・便秘解消
ペクチンという水溶性食物繊維が含まれているので腸の働きを活性化させ、腸内の掃除をしてくれます。便秘・下痢ともに役に立ちます。またりんごに含まれるアップルペクチンは他のペクチンに比べ悪玉菌を抑制する力が倍以上あり、大腸がんを抑制したりがんに対しても強いと言われています。
糖尿病の予防
またアップルペクチンは血中のコレステロール値を下げ、血糖の上昇を抑える働きがあります。
高血圧の予防
カリウムが塩分を体外に排出する効果があります。この働きが血圧の上昇を防いでくれます。
疲労予防効果
りんご酸やクエン酸による疲労回復効果のほか、リンゴポリフェノール摂取により、日常の疲労度が軽減したり寝つきがよくなります。
虫歯予防
アップルフェロンという成分には虫歯菌がつくのを防ぎ虫歯予防の効果があると言われています
貧血の予防
ヘモグロビンを増加させる効果があります。
皮ごと食べるのがオススメ
だいたいの果物は皮と実の間に栄養が詰まっています。ぶどうのポリフェノールなどが有名ですね。りんごも皮と実の間にリンゴポリフェノールが含まれているので、皮ごと食べるのがオススメです。
リンゴポリフェノールの効果を期待するなら生で皮つきのまま食べるのが良いでしょう。
なんとなく健康に良さそう…と思っていたりんごですが、すごい健康効果があるのですね。なんとなくではなくものすごく身体に良い果物でした。
特に生活習慣病のある方は積極的に食べて頂きたいですし、予防のためにもこれからも毎日食べようと思いました。手軽なので朝食に2~3切れでも食べることから始めてみましょう。