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Ubuntuで日本語を選択すると、ホームディレクトリに日本語のディレクトリが作られるようです。
ファイルがある程度整理できるので非常にありがたいのですが、問題はCLIでアクセスする時。
OS Xのように、Finderからは日本語だけどターミナルからは英語、ではなく、コンソールから見ても日本語になっています。
「GUIなんて邪道だ!」派の方には関係ない話かもしれませんが、両方使っている身からするとちょっぴり不便なので解決します。
環境
- Ubuntu 14.04.1 LTS
- x86_64
変更する
$ LANG=C xdg-user-dirs-gtk-update
これを実行するとダイアログが表示されるので
変える場合は「Update Names」を選択。
これでディレクトリ名が英語にリネームされます。
- 「LANG=C」のあたりが肝のようで、これをつけておくとデフォルトのロケールで実行されるようになります。
- なぜ「ダウンロード」と「Downloads」が2つともあるのかは後ほど。
元に戻す
$ xdg-user-dirs-gtk-update
現在のロケールで、xdg-user-dirs-gtk-update
を実行するだけ。
上記の手順と同じようにダイアログで変えていいか尋ねられるので、「変更する」を選択すると日本語に戻ります。
注意
ファイルがすでに入っている状態だと、リネームではなく変更後のディレクトリ名で新しくディレクトリが作られるので、中身も移動する場合は手動で移動させるしか無さそうです。
そのため、上の変更時には「ダウンロード」にすでにファイルがあったため、「ダウンロード」と変更後の「Downloads」の2つが共存している状態になってました。