なかなか給料が上がらずに、「ヒマな時間を使って副業したい!」と考えている人も多いでしょう。
政府の「働き方改革実現会議」の後押しを受けて、副業の原則容認へと動き出す企業も多い昨今、今後はどのように職業と向き合っていくべきなのでしょうか。
そこで今回は、ビズリーチの運営する20代向け転職サイト『キャリアトレック』が会員向けに実施した「副業に関するアンケート」調査をもとに、若者の副業に対する意識と“副業を始める前に知っておきたい知識”をご紹介します。
■イマドキ20代正社員の8割が“副業に興味あり”!
調査では、正社員として働く20代の男女341名に、「今後、副業をしてみたいですか?(現在副業をしている方は、今後も副業をしてみたいと思いますか?)」と聞いたところ、「副業をしてみたい」が81.4%、「副業をしたくない」は18.6%という結果に。
働く20代の男女は、副業に対して高い関心を示している人が多いことが分かりました。
■副業してみたい理由は、“企業に依存せず、自分の可能性を広げたい”
また、「なぜ副業をしたいと思いますか?(最大3つまで選択可)」との質問に対する結果は、下記の通りに。
「副収入を得たい」・・・70.0%
「自分で稼ぐ力を身に付けたい」・・・43.6%
「スキルアップしたい」・・・42.8%
「今の会社に依存したくない」・・・42.4%
「将来が不安」・・・30.8%
「人脈を広げたい」・・・24.0%
「社会貢献をしたい」・・・8.8%
「その他」・・・2.4%
40%以上の人が、「自分で稼ぐ力を身に付けたい」、「スキルアップしたい」、「今の会社に依存したくない」と回答していることから、“会社に頼りきりにならずに生活する術を身につけたい”と願う20代が多いのかもしれません。
回答者の職種は様々ですが、「副業に関するフリー回答」でも、
「終身雇用がなくなりつつある今、自分の可能性を探るためにも副業を許可してもらえる企業には惹かれます」(女性/25~29歳/メーカー)
「仮に、今の会社をクビまたは今の会社が倒産になったとしても、食いっぱぐれないようなスキルを身に付けておきたい。また、そういう環境を作っておきたい」(男性/25~29歳/IT・インターネット)
などの意見があり、“企業への依存をやめたい”、“自分の可能性を広げられる能力を身につけたい”という意向が目立ちました。
■副業を始める前に知っておきたい知識3つ
副業をするのであれば、前もって知っておきいたいことも。
(1)副業で確定申告が必要になる可能性あり
金融広報中央委員会によると、年収2,000万円以下であれば給与所得者は確定申告は不要だそう。ただし、本業のほかに20万円以上の収入を得た場合には個別に確定申告が必要です。
対象となる所得は、申告する年の前年1月1日~12月31日までに入金されたもの。収入の種類によっては経費を差引きできるので、副業の必要経費などはしっかり記録をとっておくようにしましょう。
(2)あえて副業で人材募集をする企業も
近年は、あえて副業として働く人材を求める企業も出てきました。特に話題となっているのがサイボウズ。
2017年1月17日に公開された募集内容によると、職種はエンジニア職とビジネス職の2種類。それぞれ開発、運用、品質保証、プロモーションなどに振り分けられ、契約形態は個別に決定するそう。複(副)業の人材は専門が多彩になるため、登用によってチームワークの活性化を図る狙いなのだとか。
副業でも、能力次第で高給を期待できる代表例になるかもしれませんね。
(3)副業獲得に役立つ人気の資格
副業が一般的になってくれば、希望職につく競争も激しくなりそう。より有利に働くためには、資格取得などの下準備も必要でしょう。
ユーキャンの「2017年のトレンド予測と資格取得に関する意識調査」によると、企業の採用担当者が重視する資格は『TOEIC(R)』が1位。あらゆる業種で英語力を持つ人材の需要は高くなっているようです。
2位は「ファイナンシャルプランナー(FP)」、3位以下は「宅建士」、「社会保険労務士」、「簿記」、「情報技術者試験」、「中小企業診断士」、「保育士」、「ケアマネジャー(介護支援専門員)」などが続きます。
業種ごとに需要度が変わるため、副業で目指す世界に通じるものを選ぶようにしましょう。
まずは“自分に適性のある職種”と“将来どうなりたいか”を考え、きちんと方針を決めてから副業の就職活動を始めることをおすすめします。
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