先日、宅急便の車に反応してアポロ(犬)が家から飛び出しました。
すぐに連れ戻せましたが、もし外出先でリードが外れてしまったら大変。
そこで以前から気になっていたマイクロチップ埋め込みを調べてみましたよ。
ペットが迷子になったらどうしよう
ペットの中でも犬や猫を飼われている方、多いですよね。
彼らは突然に思いもよらない行動をとる事があります。
我が家のアポロはシニア犬ですが、パニックになると素早いです。
そんな事でパニクるの?と思う事で部屋中を白目向いて駆け回ります。
そんな時は止められません(;´Д`)
猫はもっと速いですよね。体が柔軟でどこにでも入るし飛躍力が高いですから。
先日、犬猫を飼われている方の年齢別データで高齢の方が多い事を知りました。
▼詳しい記事はこちら
高齢の方は動作が穏やかな傾向にあります。
とっさの行動を取ってしまう犬や猫を、手際よく連れ戻せるのか?と思いました。
人間が悲しい気持ちになってしまう事より・・・
パニックになって飛び出し、知らない場所でポツンと不安になるペット。
飼い主さん愛情・食べもの・寝床全てを突然に失った環境で生きていけるのか。
そう思うと、散歩中リードは絶対に離さないぞ!
と気が引き締まる思いです
とは言え、どこかでミスをするのが人間というもの。
ペットの身元証明にもなる「マイクロチップ」で命が救われた例も聞きます。
実際のところどうなんだろうと調べました。
身元証明「マイクロチップ」
いちばん気になるのは、身体の負担や痛みです。
以下に詳しく書きます。
大きさや形状は?
大きさは直径2mm、長さ12mm程度。
専用の器具を使って埋め込むんだそうですよ。
▼大きさや形状はこんな感じ
▼レントゲンに映るとこんな感じ
個人的には、アポロの身体の大きさを考えると大きいと感じました。
片手でひょいと持てる3キロのトイプードルなんです。
贅肉が無くて標準体重ぎりぎり。私の肉をあげたい・・・(ノД`)。
副作用などの害はあるのか?
マイクロチップは埋め込まれても害が無いと言われています。
動物用のマイクロチップは、動物の体内に埋込んでも副作用などがおきないよう、外部を生体適合ガラスもしくはポリマーで密閉しています。
(中略)
日本国内で、動物体内に埋込んだマイクロチップの副作用、ショック症状等についての報告は、今までに1件も寄せられていません。
ただよーく調べると、個体差があって腫瘍が出来てしまう例もありました。
全体から見たらごく僅かですよ。
不安な場合は獣医さんとよく相談する必要があると思います。
皮膚の弱い子や免疫力が弱い子、それぞれなので。
埋め込みの痛みは?
気になる埋め込みの痛みですが・・・
日本獣医学会のHPには「埋込み時の痛みは、普通の注射と同じくらいと言われており、通常は鎮痛や麻酔など特別な処置は行いません。」と記述がありました。
でも・・・
注射よりも太い針を挿し込むので確実に痛いはずです!!!
これは個人的想像ですよ。
私は注射針は平気なほうですが、アイスピックを刺されるのは嫌ですっ。
例えが大きく飛躍しましたけど私はそんなイメージです。
調べたところ、局所麻酔薬を使って痛みを抑える動物病院もありました。
ほっ。良かったです~・・・。
実際埋め込む事になったら、そのあたりも相談なさった方が良さそうですね。
メリットとデメリット
最大のメリットは「身元証明」になる事ですよね。
100%身元が分かるのはとても有難いことだと思います。
もし飼い主の住所が変わっても、再び埋め直す必要はありません。
届け出をすればOKです。変更費用はかからないそうです。
▼デメリットはこんな感じでした。
・MRI撮影の「画像」に影響する場合がある
・マイクロチップリーダーがないと個体識別ができない
・埋め込み時に痛みが考えられる
・ごく稀に身体に合わない場合がある
MRIを使う時、チップがある事を獣医さんに伝えれば良いそうです。
埋め込んだこのチップはこんなリーダーで読み込みます。
ただ、メーカーが何種類かあるんですって。
発見した時に違うメーカーのリーダーだった場合読めない事もある。
そしてすべての警察にリーダーがあるとは限らないのが現実だそうです。
埋め込んだは良いものの・・・
それを読むリーダーが無ければ無意味にも思えます。
我が家の結論は「埋め込まない」
▲100円ショップの服がぴったり似合う庶民派アポロ。
これまで調べて、我が家の犬には「埋め込まない」事にしました。
そもそも埋め込みは幼い頃にするのが理想のようですね。
老犬には負担がかかりそうにも思います。
もし新しい犬や猫を家族にした時、もう少し普及していたら検討します。
いちばんの理由は・・・
せっかく埋め込んでもリーダーがあるとは限らないから。
迷子になってどなたかに拾われても分からない場合もあるんですよね。
マイクロチップにGPS機能付くようになったりしたら良いかもしれませんね。
そのうち、スマホでペットの居場所を見つけられる時代が来るかも!
人工知能も進んでますもんねっ。そんな気がします~!!!
今回の決断は我が家の犬の場合ですよ。
実際にマイクロチップを埋め込んだお陰で助かった命もあります。
獣医さんと相談なさってくださいね。(^-^)
マイクロチップの代わりに「ロケットペンダント」
何もしないよりはと、こんなロケットペンダントを首輪に付けています。
骨の形のものは、狂犬病の予防接種済を示す鑑札。
年に1度接種する事が義務付けられています。横浜市はこんな形なんですよ。
ロケットの中はこんな風になっています。
ゴムパッキンでしっかりと防水になっていて、連絡先などを書いて入れられます。
▼アクセサリー感覚でこんな風に作っても良いですね。
ほかにも色々あります。
犬猫が多いですが詳細はこちらへどうぞ。
最後に
犬猫に限らず、ペットが迷子になる可能性はいつでもあると思います。
急にパニックになったり、天災に合ったり。
自分で気をつけていても分かりませんよね。
家庭で育てられたペットが外で生きていけるか心配です。
マイクロチップは100%身元がわかる頼もしい味方。
埋め込みは、獣医さんとよく相談して納得の上でする事をおすすめします。
私なりのチェックポイントは以下3つ。
・埋め込み時の痛みは無いか
・身体に合っているか
・お住まい付近でそれに合ったリーダーはあるのか
不安な場合はペットの迷子札があるだけでも違うと思います。
以下はほとんどが犬・猫用ですがご参考にどうぞ。
大切な家族が迷子になりませんように。
読んでくださってありがとう~。
オトナンでした。
ではまた (╭ರᴥ•́)☆
植物に関するブログも書いています。
▶Grimo[ぐりも]|グリーンをもっと。優しいガーデニングスタイル。