日銀 金融機関に貸し出し促す4制度を1年間延長
日銀は、31日まで開いた金融政策決定会合で、金融機関に貸し出しを促す4つの制度について、実施期間をいずれも1年間、延長することを決めました。
日銀が実施期間の延長を決めたのは、金融機関が貸し出しを増やした分の2倍の額まで日銀が金融機関に対し、無利子で資金を供給する制度です。
また、金融機関が環境やエネルギーといった成長分野に融資した場合や、賃上げなどに積極的に取り組む企業に融資した場合に、日銀が無利子で資金を供給する制度も延長します。
これらの2つの制度は、ことし3月末としていた金融機関による申し込みの期限を、来年3月末に1年間延長します。
このほか、東日本大震災と熊本地震の被災地の復興に向けた資金需要に対応した金融機関に日銀が無利子で資金を貸し出す制度も、申し込みの期限をいずれもことし4月末から来年4月末に1年間、延長することを決めました。
また、金融機関が環境やエネルギーといった成長分野に融資した場合や、賃上げなどに積極的に取り組む企業に融資した場合に、日銀が無利子で資金を供給する制度も延長します。
これらの2つの制度は、ことし3月末としていた金融機関による申し込みの期限を、来年3月末に1年間延長します。
このほか、東日本大震災と熊本地震の被災地の復興に向けた資金需要に対応した金融機関に日銀が無利子で資金を貸し出す制度も、申し込みの期限をいずれもことし4月末から来年4月末に1年間、延長することを決めました。