皆様、はじめまして。杉田と申します。
5/25(土)に行われました「オープンソースカンファレンス 2013.Cloud@Osaka」でMOGOK について発表させていただきました。
杉田は今回が初めてとなりますが、MOGOK がオープンソースカンファレンスに参加するのは、 2月の東京・ 3月の徳島 に続いて今回が三回目となります。 休日にもかかわらず、多くの学生や技術者の方々が参加されており、 非常に積極的で活発な空気に溢れていました。
今回のオープンソースカンファレンスはクラウドについての回ということで、 発表内容は IIJ のクラウド事業についてが半分、残り半分を MOGOK について解説するという構成となっております。 前半が阿部、後半が杉田による発表でした。
IIJ グループでは、コンテナ型データセンターから SaaS による POS提供まで行っています。また最近では SDN にも取り組んでおり、クラウドと呼ばれる領域の全てにIIJ のサービスは関わっています。これらクラウドサービスを支えているのが、世界を一周するIIJ のインターネット回線です。
このようにさまざまなレイヤがあるクラウドサービスですが、その中でも最近は PaaS が特に注目されています。
通常 Web アプリケーションを作成しようとすると、サーバの調達からはじまり、ロードバランサ ・Webサーバ・DBサーバそれぞれを構築する必要があり、手間がかかります。 さらに、構築したあとは運用に時間が割かれます。セキュリティ的な問題が出たら即座にリスクを判断し、 アップデート作業に問題ないか確認する必要がありますし、 トラフィック量やCPU負荷状況などに常に気を使わなければなりません。
Webサービスを運用するためには、こういった種々のコストがかかります。 そして、そのほとんどのコストは開発者が支払うこととなります。 結果、新規開発に割ける時間は少なくなっています。
こういったコストを削減するために、PaaS は存在します。 MOGOK をはじめとした PaaS では、ホストの構築から運用までを PaaS というサービスに任せることができるのです。 例えば MOGOK では、数コマンド実行するだけで、一般的な Web アプリケーション向けの構成が作られ、 その上でユーザのアプリケーションが動くようになります。
今回の発表では、上記の話を軸に PaaS や MOGOK の特長についてご説明させていただきました。 興味を持っていただけたらぜひスライドをご覧ください。
今回も多くの方にブースにお越しいただきました。 また懇親会でも様々な方とお会いし、MOGOK に限らず様々なお話をさせていただきました。
お会いした皆様、当日プレゼンを聞いていただいた方、そしてスタッフの皆様、ありがとうございました。
今後も MOGOK は様々な活動を続けて参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。