メカ系エンジニアの「たいやま」さんがTwitter上で公開して話題を生んでいました「chainer」がついにWebサービスとして公開されました。
ソースもこちらで公開しています。
人工知能による画像加工は、「Prisma」や「Deep Dream」等、写真を元に絵画風に加工するサービスが一般的でしたが、今回の「chainer」はなんと、線画に対して自動で着色してくれます。
それでは早速使い方等をレビューしてみましょう。
AIによる線画の自動着色の精度が凄い未来感!ソースも公開中!(世永玲生)
色指定するだけで自動で彩色!しかもクオリティが高い!
注目記事
オンキヨーが初のSIMフリースマホGRANBEATを発表、同社単体DAP並みの構造とオーディオ部品を採用
「AirPodsを探す」がiOS 10.3ベータ版に追加。落としたときの捜索・発見が容易に
「地下で繋がらない」解決へ──WiMAX 2+の『LTEオプション』無料拡大、新ルータも発表
人気記事
データ容量ではなく「時間」縛り。格安SIMの概念覆す『5時間プラン』をnuroモバイルが発表
この色を出すのは大変だった─VAIOブランド20周年記念の「VAIO Z」と「VAIO S13」登場
PC使用可の米国司法試験、最新MacBook Proを持ち込み禁止に。原因はタッチバー
まずは「ファイルを選択」を押して白黒の線画を読み込ませてください。
今回はイラストレーターの闇雲大佐さんに提供いただいた線画で試していきます。
こんな感じで読み込まれますので、1分ほど待ってください。
読み込みが終了しましたら、ペンツールで大体の色を指定します。
失敗した場合は消しゴムツールで削除することも可能。
そして「colorize」ボタンを押して待つこと数分・・・
着色がされました!
指定なしでも着色してくれますし、指定を変えることで別の雰囲気にすることも可能です。
このサービスは、線画と、それに着色したデータのセットを元に学習した彩色パターンで、線画に対して着色するといった仕組みなのですが、線画と着色済みのセットの入手が困難なことから、カラーの画像から線画を抽出したものをセットとして学習しているそうです。
こちらも絵師の方々から線画と着色済みのデータの提供等があれば、ますます精度が高まっていくでしょう。
たいやまさんはここにリリース情報をアップしているので、気になる方は是非定期的にチェックしてみてください!