今回は MATE デスクトップを追加導入してみました。
標準が GNOME 3 / GTK 3 系なのに対し、同 2 系となる形式ですね。
近似系の GNOME 派生には Cinnamon がありますが、より GNOME 2 系に近い
≒旧 Windows っぽい外観等を備えています。
視点を変えれば、 Xfce / LXDE デスクトップとも相似形式でしょう。
※はじめに -注意-
今回 Fedora GNOME & Cinnamon 環境に追加したら・・・
Cinnamon の深刻なクラッシュ、 Gedit のクラッシュ等を経験しました。
原因不詳だけど、同系の派生発展 Cinnamon とは『混ぜるな危険』かも?
追記:原因判ったけど、一言で言うなら『混ぜるな危険』認識で良いかと。
※ 2014 年 11/23 連絡追記
18日の 19時頃に、ご質問頂いた方へ
21日に返信したのですが・・・メール戻ってきちゃってます。
○ MATE デスクトップの導入
端末にて、サクッとコマンド導入するだけ。
code:
sudo yum -y groups install "MATE Desktop"
※備考
最初から Fedora-MATE で稼働希望の際は、以下からの導入を推奨。
fedora MATE Compiz
http://spins.fedoraproject.org/mate-compiz/
※ Fedora 20 MATE-Compiz について追記
SPIN 版の MATE は compiz 同梱=最初から 3D 描画対応になります。
別途の新規インストールにて、下記テーマ対応並びに、透過機能を確認済。
MATE-Compiz としての所感ですが、やや頻繁にハングアップし、かなり不安定。
また、独自アプリ構成だけでは低機能でして、汎用 PC 環境として落第レベル。
やはり MATE は、 GNOME2 / GTK2 系を捨て切れない既存ユーザ向けかも。
それと追加と新規の両方を試して、ものスッゴい矛盾を感じたんですが・・・
追加だと 2D の軽量 MATE で、 SPIN 新規だと相応の GPU 動作要件になる。
コレって、本来 MATE 向きの動作環境にとって、結構なイヤガラセなんじゃ?
( MATE-Compiz インストール後に compiz 全削除は、問題なく可能)※
○テーマ変更と GTK 2 テーマ・エンジンの追加
弄り始めると、一部テーマには要オプションなお知らせ。
ただし同 GUI 上からは導入できない、謎仕様だったりする。
※備考
少し前まで隆盛だった GNOME 2 系のリソースも、今や旧態化や喪失の一途。
今後の入門者は、関連情報が参照出来ない・通用しないなどで苦労するかも。
導入すべき正しいパッケージ名が不明なので、 yumex で検索してみる
あった。
gtk-murrine-engine って言うらしい。
ついでに gtk-nodoka-engine も入れてみた。
結果⇒ BlackMATE など、テーマのフル適用がオッケーに。
○コンポジット描画機能の追加
※予備注意
これは cairo-dock や conky など、「透過」させたいアプリへの対策です。
MATE 本来の「(描画の)軽さ」を失いたくない場合は、スルー推奨。
言い換えれば、 MATE 環境には描画適合するアプリを利用する方が、適切かと。
標準と同じ構成で起動したら、 cairo-dock の背景が透過しない。
ここで MATE 環境にコンポジット描画機能が無いことに気付く。
この点は以前 ubuntu-LXDE で勉強してたので、 xcompmgr を追加。
何故か? yum install 不可なので、画像のように yumex から導入。
んで、 xcompmgr に適当なオプションを付加して自動起動させてみる。
「自動起動するアプリケーション」を、以下コマンド or メニューから起動。
code:
gnome-session-properties
「追加(A)」をクリックして、以下を入力
(設定例:コマンド以外の名称は、各自の任意)
名前(N): xcompmgr
コマンド(M): xcompmgr -cC
説明(E): コンポジット・マネージャーの起動
※備考
なるべく軽めに設定しましたが、 xcompmgr オプションの付記は各自検討で。
あとは再起動で、はいオッケー
○ MATE 環境での標準アプリと、その呼称
MATE 環境では、やたら同標準アプリが(メニュー項目に)入れられる。
これには、他では聞いたことがない名称のアプリも複数。
調べたら、 GNOME アプリのリネーム( MATE 最適化?)版らしい。
Mozo = Alacarte :和名「メイン・メニュー」
Caja = Nautilus :というか Nemo 近似のフォーク版
Pluma = Gedit :そっくりそのままの、リネームに見える
Eye of MATE = 和名「画像ビューア」& 同上
Engrampa = File Roller & 同上
MATE 端末 = 和名「端末」 & 同上
Atril = 和名「ドキュメントビューア」& 同上
なんぞコレ? もうワケが判らん。
この点からも、同環境は混在でなく単独利用を推奨かと。
○ GNOME shell 拡張の扱い
Fedora-GNOME では制限がなかったので、今回初めて知りました。
上 Fedora 20 上の Firefox 表示(拡張名がぼやける⇒要ログイン)
下 Fedora 20 上の QupZilla 表示( copy of GNOME は〜以下略)
純粋な GNOME 環境でない MATE では、ログインしないと拡張は利用不可らしい。
一言、「じゃあ (゚⊿゚)イラネ 」
○その他、雑感
見た目の動作はかなり軽快だし、標準でカッコいいテーマの用意もあった。
実際 Fedora-GNOME しか知らなかったら、絶賛してた気がします。
でも負荷全般には軽くないし、上記の描画対応も、昨今の環境には旧態でもある。
残念ながら、この種の潮流は今や Cinnamon へ集約されつつあるのでしょう。
関連してというか、発展形の Cinnamon 環境とは同居不可っぽいし。
アンインストール
code:
sudo yum -y groupremove "MATE Desktop"
sudo yum clean all
sudo yum -y autoremove
機材として MATE が好適なのは、 3D 描画に耐えない旧々世代 PC かな。
同じ軽量系でも、 LXDE の簡素さは嫌って人向け。
それと勿論、従来からの GNOME 2 / MATE 環境ファンなら、一択でしょうね。
環境種や描画要件がシンプルだった頃の、リソース集積は素晴らしい。
それらは現時点でも通用するのですが・・・まぁ、時の流れかもね。
今や四万円前後のノート PC でも、コンポジット描画なんて何でも無い。
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