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下呂 家内安全祈り初午だんご
01月27日 12時28分
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家内安全などを祈って、2月3日の初午に食べる「初午だんご」づくりが岐阜県下呂市で始まりました。
養蚕業が盛んだった岐阜県飛騨地方では蚕が順調に育つのを願って、2月の最初の午の日に繭の形に似せただんごを食べたとされ、今も家内安全や無病息災などを祈ってだんごを食べる習慣があります。
ことしの初午は2月3日で、下呂市萩原町の農産物の加工所では初午だんごづくりが始まっています。
だんごはコメの粉だけで作った白いものと、キビの粉を混ぜた茶色のものの2種類あり、加工所の女性たちが1個30グラムほどのだんごを一つ一つ丁寧に手で丸めていました。
加工所の都竹玲子専務は「今は蚕を飼っているところはなくなりましたが、家内安全や商売繁盛を願って昔からの味を楽しんでいただきたい。きな粉を付けて食べても、団子汁にしても美味しいです」と話していました。
だんごは1袋15個入りのものが525円で販売されます。
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