『ソクラテスは本を否定した』 1日5分の自己投資 人生を経営するための100の経営術 哲学の23 我が子に残す100の経営学
皆様こんにちは。
本日も5分で成果の向上ができる。
5分間コンサルティングを始めたいと思います。
本日のタイトル
『ソクラテスは本を否定した』ですが、
もう、なんのこっちゃですよね。
順を追って説明をしたいと思います。
今回もよろしくお願い致しますね。
さて、ソクラテスです。
あのソクラテス。
『我思う故に我あり』
これはデカルトでした、
えー、と。
そうなんです。
あのソクラテスがですね。
本を否定したんですよ。
記憶力が低下するとか。
細かいニュアンスが伝わらないとか。
そんな理由ですね。
確かに、一理はあるのかもしれません。
メラビアンの法則というものがありまして、
人を第一印象で判断する時、会話による影響は7%しか影響を受けない。
残りの93%はルックスや声の調子などで判断される。
このような残酷極まりない結果が出ております。
その僅か7%で構成される書物において、
その思いの丈を余すとこなく書き綴ることはまず不可能でしょう。
そして、記憶力の破戒ですか。
これは本があることにより、本を信頼し記憶をしなくなる。
このようなことを言っているわけですね。
かんたんに置き換えると、スマホの電話帳機能の発展により、
私たちは電話番号を覚えることがなくなった。
このようなイメージでしょうか。
よって、本はイカン。
人がバカになる。
このようにソクラテスが言ったのです。
そしてこのようなことは、ネット社会でも言われていましたよね。
なんでも検索できると、自分で調べなくなるとか。
答えがそこにあるから探究心がなくなるだとか。
バカになるとか。
一理はあるのです。
ですが、このような流れというものは止まらないことがほとんどです。
なぜなら、便利ですからね。
私たちの世界は、ものごとが楽に便利になる方向へ動いていきます。
基本的に、この流れに逆らうことはできません。
しかし、
このソクラテス。
途中で意見を変えます。
『本を読むことで自分を成長させなさい』
『良い本を読まない人は、字の読めない人と等しい』
この手のひら返しですよ。
ソクラテス、偉人ですわ!
さて、このようなことをお話した上で。
私がお話をしたい今回のテーマとは。
ソクラテスでも、最新のテクノロジーには否定的であった。
このようなことになります。
最新のテクノロジーにはイノベーションが伴います。
イノベーションとは技術革新ですね。
つまり、現状の否定です。
この現状が否定されることを嫌う気持ちは、
私たちの本能に遺伝子レベルで刻み込まれているのです。
特に私たち日本人は、元農耕民族ですので、
安定志向が強く、環境の変化を嫌う傾向が強いようです。
しかし、考えてみて下さい。
日進月歩どころでないこの現代において、
こと経営に携わる私たちが、時代に取り残されるということは、
とても大きな損失である。
このように理解することができます。
なぜなら、最先端であることの旨味とは、
目端の利く人が我先にと進出をし、
利権を確定かつ独占しようとすることが世の常です。
ネットって怖いって言われてたけど、やっぱり便利だよね。
このようになってからでは、その旨味を得ることはとても難しいのです。
よって、革新を伴う新しい概念には、不確定性というリスクがあります。
だからダメだと頑なになるのではなく、何がいけないのか、
そして、どうしてその革新が発生したのか。
そのように柔軟に考えることが必要である。
このように考えるのです。
いかがでしょうか。
ちなみに、護国ではソクラテスを大変尊敬いたしております。
『よりよく生きる道を探し続けることが、最高の人生を生きることだ』
とか、
『魂の探求の無い生活は、人間にとって生きがいのないものである』
とか、正にその通りだと思っています。
人生も経営も選択の連続です
あなたは今日、何を決めますか?
護国経営コンサルティング
臼田 寛
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