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ついに判明、叩かれないための自撮りの極意

自意識

 

 

自撮りをアップしたらなんか文句言われてる…。

「女は自撮り貼ればフォロワー増えるんだから楽だよなw」って言われて貼ったんだけど全然増えない…。それどころかいいねもつかないし「かわいいね」って言ってくれる男も現れない…。

自撮りを上げてチヤホヤされたいが、決してブスとか死ねとか言われたくない!

世はSNS戦国時代。手軽に情報発信できるようになったおかげで毎日毎日クソみたいな自撮りがインターネットという下水道に大量に流れ込んでいます。しかし同じ自撮りというクソでも、賞賛されているクソもあるのに対し、ネットの悪意に袋叩きにされているクソもあります。

一体なぜこの違いが生まれるのか、まずは叩かれやすい自撮りに関してタイプ分けをしていきたいと思います。 

叩かれやすいタイプの自撮り

 

1.「はぁ…わたしブスすぎ…」

はい出ました。もはやおなじみ感すらある「ブスすぎてつらい:;(∩´﹏`∩);:」と言いながらキメ顔の自撮りですね。自撮りしてる本人は「ブスすぎ」と客観視できてる風のコメントを付けることで「うおおおおお!これで!私の!自分自身が可愛すぎる!と思ってる!自意識を!完璧に!隠せたあああああ!!!」と思っているかもしれませんが、キメキメの表情、光最大、寝起きすっぴんと言ってる割にはカラコン入れてナチュラルメイクもしっかりとしている、などの情報で見ている側には全てバレています。

コメントでは嘘はつけますが、写真は決して嘘をつきません。

そして自撮りを上げた後は「そんなことないよ~!」とか「いやいや、なに言ってんのかわいすぎかよ」などのコメントを期待し、ひたすら血眼になって傍から見ると「あの人スクフェスやってるのかな?」と思われる勢いでスマホをタップして反応を待ち続けます。

このタイプの妖怪は割と広く知られているので、最近は数を減らしてきているようです。

2.「今日盛れた~w」

「ブスすぎ…」と言っちゃうタイプの逆で自撮りに対して肯定的なコメントを付けるパターンですね。これは堂々としてて個人的には好感が持てるんですが、インターネットは心の狭い人間が大量に存在している危険な場所なので「女性が自分自身の容姿に対して言及することそのもの」がNGです。

いくら容姿の良い人間が「今日ちょっと作画いいかもw」と自撮りを貼っても魑魅魍魎のようなインターネットの住人が「この程度でかわいいアピールとかww」「そんなに承認欲求を満たしたいのかッ!」と上から目線でコメントする様子が目に浮かびますし、「お前の作画より、ナウシカ巨神兵が崩壊する場面の作画の方が上なんだが?」と言葉が通じないタイプのクリーチャーを呼び寄せる可能性すらあります。

いっそのこと「メイクして外に出たら私の美しさでブスが全員死んだwww」とか「めっちゃ行列できてんな~と思ったら石油王が2000人ぐらいプロポーズしてきたwww」などと言いながら自撮りを貼れば逆に突き抜けて人気者になれるかもしれません。

3.「地震大丈夫?」

お前いま自撮り貼る必要あるか???と全く必要性が感じられなかったり、本文と全く関係ないのに貼られる自撮りは叩かれます。今まで「地震大丈夫?」以外で話題になったものだと、「イヤホンこわれたっ( ; ; )」と言いながらイヤホンが全く写っていないキメ顔が貼られたり、「エスカレーター乗ってきた♫」とアヒル口&どアップが貼られたり、思わずブロリーに変身して「無駄なことを…!今楽にしてやる!!」と叫びたくなってしまいます。

4.男のSNOW自撮り

 

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以上のことでよく分かったと思いますが、男のSNOWの自撮りは強盗殺人よりも罪が重いです。絶対やめましょう!

では叩かれない自撮りとは?

まずこれまで見てきたダメなパターンを回避するのが重要ですが、これだけだと「じゃあ結局どうすりゃいいんだよ!?」となると思うので、それについて書いていきます。

1.Instagramを使う

さんざん「これは叩かれるぜ!」と解説してきたものの、あれは主にTwitterだと叩かれることが多く、別のSNSに移ることで解決します。そしてその叩かれないSNSとはズバリInstagramです。

InstagramTwitterのように常に舌なめずりをして、自分だけは安全地帯から叩ける相手を探して回遊する妖怪もいなければ、Facebookのように交友関係の広さや所得の高さをアピールするための被写体を写真に入れてマウントする妖怪もあまりいません。

それはなぜかというと、全員が空だのメシだの動物だの今日のコーデなんかのしょうもない写真ばっかり上げているので「俺もしょうもない写真ばっかり上げるから、お前もしょうもない写真を上げていいよ」という暗黙の了解がユーザーの間で常識となっているからです。

2.自撮りを他撮りに偽装する

とはいってもやはり「ヤダヤダ!Twitterで私の可愛い自撮りで1万RTいきたい!」と言う方もいらっしゃると思います。1万RTされるかどうかはあなた次第ですが、Twitterで叩かれないで自撮りを上げる方法は存在します。

それは自撮りを他撮りに偽装すること。これは割と古典的な手で、腕を限界まで伸ばしたり自撮り棒を使って撮影した後トリミングし、他撮りだと見せかける方法です。

「友達にいつの間にか撮られてたw」と言いながら貼れば「みなさああああん!!ここには自意識なんて微塵も感じられないでしょおおお!だって人が撮ったんだから!!盛れてないし!修正も!してない!」というアピールができるという寸法です。

そしてここでは更に次の段階に進みましょう。知り合いに金でも払うなりなんなりして自分が納得行くまで他撮りをしてもらいましょう。

それが終わったらその知り合いのアカウントで写真を貼ってもらい、それをRTして「いつの間に撮ったしw」とすっとぼけましょう。この際はちゃんと画像に自分をタグ付けするのを忘れずに。自分のアカウントで貼らなければいいので、脳内で錬成した架空の友人のアカウントを作ってもいいです。

ここまで来るともう完全犯罪。あなたを叩く人間はもはや存在しないでしょう。

3.メインは自分ではないことをアピール

「このアクセを買いました~♡」と小物を写しつつもちゃっかり自分も写ることで「これは!あくまでもアクセが主体で!決して!自分の容姿を!褒めてもらおうなんて!微塵も!本当に微塵も!思ってないんですうううう!!!」とアピールするやり方です。

これは小物と自分の写真上でのバランスが重要で、自分が8割ぐらい写ってるとさすがに見てる側にバレます。そして「◯◯買った~!」と言って商品が一切写ってないなどの愚行はやめて下さい。叩かれやすいパターンの3に該当しますし、何より購入したものの報告なのに写真にはその物体が一切写ってないという、禅問答のようなシュールな状況はネットで暇を持て余したピラニアのようなユーザーの格好のエサになりがちです。

またネタ画像を自分で撮ったり変顔をするのも「メインは自分じゃない!」という言い訳をするのに効果的です。特に容姿が良い人が変顔をすると「こんなにかわいい/イケメンなのに気取らないとか素敵…」と好感度が上がる効果も期待できます。

おわりに

という訳で色々と書いてきましたが、ここまで読んでくださった方ありがとうございました。これからのあなたの楽しい自撮りライフの助けになれば幸いです。

まぁでもこの記事を書くにあたって色々なアカウントを調査したんですが、あまりにもSNOWが普及しすぎていて、しかもSNOWの補正が劇的すぎてだいたい別人なので「こいつら別人の顔貼ってかわいいとかブスとか何なの…これもう絵に描いた餅じゃん…」と虚無を感じてしまいましたし、連日SNOWのネズミ自撮りを見てしまったせいでミッキーを見ても「こいつもSNOWで盛ってんのか…?」と精神が崩壊しかけました。

色々書きましたが今回僕が一番言いたいことは

男はSNOWの自撮りをするな!!!!

ですね。今日はこれだけ覚えて帰って下さい。