腕枕のぬくもりと苦痛
こちらの記事にも書きましたが、私はこれまで年下くんに「腕枕をする側」でした。しかしここ最近、彼のほうから「腕枕したい!」と、私の頭を求めるように。
ちなみに私が腕枕の体勢を維持できるのは、せいぜい15分が限界。腕がだるくなり、しびれる予感がしたらすぐに頭をどけてもらいます。
先日の土曜日、さあ寝るぞ!と布団に潜り込むと、年下くんが私の枕元へスッと腕を差し伸べてきました。腕枕へのお誘いです。
自分がする側だとすぐに腕が痛くなるため、最初は遠慮していました。けれどその日は頭痛がすることもあって、安らぎを求めてお願いすることに。
腕枕をしてもらってから、すぐにウトウトと眠りの世界へ。
それから3時間ほど経った頃でしょうか。何の前触れもなく、フッと目が覚めたのです。すると、まだ首元には年下くんの腕の暖かさがありました。
彼のほうを見ると、安らかな寝息を立てています。
3時間も重い頭を乗せたまま、寝返りも打たずにその体勢をキープできる何てすごいな、やっぱり腕の筋肉が違うのかな?と感心しつつ、キッチンへ水を飲みに。
寝室へ戻り、布団に横たわる彼へ目をやると「ギギギギギ……」という効果音が聞こえてきそうなほどゆっくりとカクカクした動きで、放った腕を自分の横へ戻そうとしているところでした。
あまりにぎこちないその動きは、まるで関節部分にオイルが不足しているロボットのよう。RPGの状態異常であらわすと、麻痺、または感電状態。
腕を自分の真横に置き直すと、また「ギギギギギ……」と聞こえない音を立てながら、寝返りを打ち、静かな寝息を立て始めました。
やっぱり同じ姿勢を継続+重たい頭が乗る腕枕は、相当負担がかかるんだなあとあらためて認識。私なんて15分でギブアップなのに、耐えてくれたんだなあとほっこり。翌朝もケロッとしてました。
でも実につらそうなロボットの動きを垣間見てしまったので、長時間の腕枕は今後遠慮するかも(笑)
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