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糖尿病は尿の回数や泡などで確認出来る?その内容を詳しく紹介

健康/生活習慣病/糖尿病

糖尿病_尿で確認

糖尿病は、現代の医学では完治するのは難しいとされている病気なので、糖尿病になりそうになったら予防する事が重要です。そこで糖尿病になっているのか?それを尿から確認する方法を紹介しましょう。

頻尿は糖尿病の可能性有り?

水分補給し過ぎる理由

私たちの1日の平均の排尿は6〜7回なので、8回以上は頻尿(ひんにょう)であり、この頻尿になったら糖尿病の可能性が大きいのです。なぜなら、糖尿病になるとブドウ糖を細胞まで運びづらくなって血液の中にたまっていきます。そして糖尿病になったら高血糖が続いて、尿によって血糖を排出しようとします。

そのため水を多く飲もうとして尿の回数が増えてしまうのです。このような理由から、糖尿病になっているか確認するために、1日に排尿する回数を数えておく事は重要です。

1日8回以上でも安全のケース

1日8回以上の排尿

頻尿は、1日8回以上の排尿からですが、実は8回以上でも安全のケースがあります。それが栄養バランスの良い食生活で、それほど糖分を摂取していない状態なのに、以前から1日8回以上の排尿をしている場合です。

1日8回以上で排尿になる方もいれば、1日8回以上でも頻尿ではない方がいるのです。つまり個人差があるので、1日8回以上で頻尿と言い切れる訳ではありません。それでは、尿の回数では糖尿病を確認出来ないのではないかと思うかもしれませんが、そうではありません。

以前までは1日8回も排尿していなかったのに、最近になって1日8回以上も排尿するようになった方は要注意です。このような方で、糖を多く摂取して、糖を摂取しやすくする食生活をしていなければ糖尿病の可能性は極めて高いので注意して下さい。

泡立つ尿

泡だった尿を表す画像

糖尿病になっているかどうかを尿で確認する有効な方法は、尿の回数以外では、泡立つ尿で判断する事が出来ます。尿の中にタンパク質が多く含まれていたら泡立つ事があるので、たまに泡立つ尿であれば心配する必要がありません。

さらに勢いよく排尿した場合でも、泡立つ事があるので糖尿病ではないケースもあります。ただし、頻繁に泡立つ尿の場合は、肝臓にダメージが与えられてタンパク質が尿と一緒に排出されて、糖尿病の可能性が高いのです。なぜなら糖尿病は肝臓にダメージを加えられて、肝機能が低下している場合が多いからです。

健康的な尿の色

尿の色で確認

尿について、勘違いをしている方が多いのが、尿の色です。健康的な尿の色は透明な色と考えている方は多いのですが、実は健康的な尿の色は透明に近い黄色です。水分を多く摂取していくに従って、尿の色は透明に近づいていくので、透明な尿は水分を多く摂取している状態です。

そして濃い黄色の尿になったら、糖尿病ではないかと心配する方がいますが、これも正しいとは言えません。なぜなら水分不足になったら濃い黄色の尿になるので、濃い黄色の尿になったから糖尿病とは言い切れないのです。そのため尿の色から糖尿病を判断するのは難しいので、尿の色でそれほど心配する必要はありません。

糖尿病は甘い匂いの尿?

尿の匂いに敏感な女性

多くの方が、排尿した時に甘い香りがしたら「糖尿病かもしれない?」と不安になる方がいます。

しかし、実際には尿の匂いから糖尿病になったか判断をするのは難しいのです。なぜなら、糖尿病になっていない方でも、口に入れた飲食物によって甘い匂いが漂う尿になる事があるからです。そのため甘い香りの尿になった場合は、一応食生活に気を付けるようにしましょう。おすすめの食材は、糖を排出しやすい海藻類や野菜など食物繊維が豊富な食べ物です。糖を排出しやすい食材を取り入れながら、甘い食べ物を控えるようにすれば糖尿病を抑える事が出来るでしょう。

糖尿病を尿の回数や泡で確認する方法のまとめ

尿で糖尿病を確認する方法のまとめを説明する男性医師

糖尿病になった場合は、それを放置していたら命の危険に関わる恐ろしい病気です。そのため、尿の回数や泡立ちで糖尿病になりそうか確認をする方法がおすすめです。

ただし糖尿病になってからでは、現在より食生活に気を付ける必要があるので、糖の摂取を抑えたり、糖を排出しやすい食生活を送るようにしましょう。

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