かふかログ

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村上春樹に毒されたこの僕がお届けするブログ

ブログとは、僕にとって人生の再教育の場である

人生

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かふか です。

 

今、とある世界の片隅で、かつてない地殻変動が起こっています。世間ではトランプ大統領だとか、「平成」という年号が変わるかもしれないだとか、色々騒がれてますが、そんな事より僕にとって大変な変動が起きています。

 

 

僕という名の地殻変動

まあ僕という極めて個人的な人間における地殻変動ですので、今すぐページを閉じた方が賢明かもしれません。ただ、これは僕のブログなので自由に書かせてもらいます。もしかしたら、誰かしらの役に立てるかもしれないという傲慢な思いも捨て切れないので。

  

僕の中に今起きている地殻変動とは、

 

僕は心の底からひしひしと自分のことを好きになりつつある。28年と3ヶ月の時を経てやっと。ブログというものを通して。

 

という事です。

 

 

僕という人間

まず、僕という人間を簡単にご紹介しておきます。

 

僕はいわゆる繊細で敏感であるが故に生きづらさを抱えるHSP(Highly Sensitive Person)と呼ばれる種族であり、重症ではないものの場面的に社交不安障害を持ち、どちらかというと単独行動を好み、自分の世界観に浸りがちで、事あるごとに村上春樹を愛読し、「末期の眼でこの世界を毎日眺めることができれば、どんなに人生素晴らしいだろうか」と空想にふける様な人間です。

 

まあこんな価値観でも曲がりなりにも普通のサラリーマンをしていて、現在28歳と3ヶ月で、男で、未婚で、彼女はおらず(大体、相手に依存して終わっていたな)、友達は唯一たった1人「生涯の友」といえるやつがいる。といった感じです。

 

ただ、今現在はこれにプラスして「やっと自分に対して未来に対して希望を抱けるようになった」人間です。

 

 

Baby hand

 

ブログを通して身に染みて学んだ

こんな感じでまあまあ厄介な人間が「いかにしてブログを通じて心の底から自分のことを好きになったのか、なりつつあるのか」という事について、以下に述べます。

 

僕は昨年2016年10月から、はてなブログを始めました。はじめは自分の思いや好きな事を文章にして綴るという事に単純に楽しさを覚えていましたが、十数記事と書いていく内に、「どうpvを稼いでいこうか」とか「どうすれば多くの人に読まれるのか」というような事に頭が支配され、気づいたらどう記事を書けばいいのか分からない自分がいました。

 

その時、ふと思い返したのが、以前から心にひっかかっていた心理本で有名な心屋仁之助という人の言葉でした。

 

頑張るからうまくいかない。頑張らなければうまくいく。頑張ろうとするのは、自分で自分のことを頑張らなければ価値のない人間だと思っているから。だから、頑張るな。

 

と彼は言います。

 

以前の記事でも書いたのですが、歯を食いしばって頑張るというのは、自分のことを許せていないという事です。頑張らなければできない事は捨てて、気づいたら自然にできちゃうことに集中すればいい。没頭すればいい。その時あなたは「頑張る」という呪縛から抜けています。「自己否定」という罠から外れています。

参考:頑張らなくていい。これで景色は変わる。【心の収益報告】 - かふかログ

  

僕はこのことをブログを書くという行為を通して、身に染みて学びました。まだ学んでいる最中ではありますが。

 

僕は開き直って、頑張らないで苦にならないように好きなことを書いていくと腹をくくったところ、色々とアイディアが湧いてきて、これを書きたい、あれも書きたい、これも伝えたいという気持ちがふつふつと心の底から湧いてきました。真にブログが楽しくなったのです。つまり、頑張らずに気負わずに好きな事を書くのが1番であり、「この事を書く自分のことは好きか嫌いか」という基準でブログと向き合えばいいのです。

 

それからというもの、僕はブログの記事を書いている時、岡本太郎の言葉を借りるならば、

 

全生命が瞬間にひらききること。それが爆発だ。

 

岡本太郎『壁を破る言葉』p54

 

というような感覚に襲われています。

 

いや、ちょっと言い過ぎたかもしれない。さすがに毎回毎回爆発しているわけでは無いですが、一つの記事に真に没頭できた時は、正に僕はこの言葉の状態に肉薄しているわけです。

 

  

自信とは地下から湧き出てくるものである

今ではブログだけではなく、現実のリアルの世界においても、ふつふつと生命力に満ちています。

 

自信とは作るものではなく、自分から信じ込むものでもなく、地下から温泉がぐつぐつと湧き出てくるかの如く、心の奥底から湧き出てくるものです。

 

今、僕はそう思うのです。

 

 

以上、

かふか